ひどい咳に効果的!3つの対処法
こんにちは!
ベトナムから帰国して以来、ひどい咳が出るようになりました。
大都市であるホーチミンは、バイクが多いせいか排気ガスがひどくて…
喉をいためたところに、風邪をひいて「咳」になったのだと思われます。
ゴッホンゴッホンと咳がつづいて、呼吸ができず苦しくなるくらいでした。
薬草オイルのワークショップがせまっていたこともあり、
前から気になっていた「ある手法」をおこなったら、あっという間に快復したのです。
今日はひとい咳で困ったときの対処法を3つご紹介しましょう。
ひどい咳に効果的な3つの対処法
喉がイガイガしたり痛みを感じたときには
ターメリックと塩で「うがい」をして抗菌するのが一番ですが…
すでに「咳」になってしまったら、以下の3つが効果的だと思います。
- ハチミツ
- ヴィックス・ヴェポラッブ
- トゥルシー
おそらく、咳の種類や症状により何が効果的かは変わってきそうですので、
状況に応じて使い分けていただければ幸いです。
ハチミツは炎症に効果的
インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」では、咳がつらいときには
- 生ハチミツ(加熱加工されていないハチミツ)
- おろした生姜
をまぜて食べるのがいいと言われます。
生姜は、生ハチミツと同量をすりおろしてください。
生の生姜がなければパウダーの生姜でもいいですが、
パウダーの方が刺激が強いように感じます。
ハチミツは抗炎症作用があり、喉の炎症や咳を軽減してくれます。
生姜が手元にない場合は、カモミールティーに生ハチミツを入れて飲むのもおすすめです。
ハチミツは加熱されると効果がなくなるとアーユルヴェーダでは考えますので…
熱いカモミールティーに加えるのではなく、冷ましてぬるくなってからまぜるのがポイントでしょうか。
生姜ハチミツも、カモミールティー&ハチミツも、過去には実際に咳を軽減してくれた強力なアイテムですが…
今回のわたしの咳にはあまり効果がなく「現状維持」を保つにとどまりました。
足裏「ヴィックス・ヴェポラッブ」で咳がとまる!
今回、わたしが初めて試したのが「ヴィックス・ヴェポラッブ」を足の裏に塗って、靴下をはいて眠るという手法です。
「ヴィックス・ヴェポラッブ」は、愛用されている方も多いでしょう。
風邪をひいたときに胸や背中などに塗る薬で、ドラッグストアで簡単に手に入ります。
実は、ワセリンと自然の精油だけでできているのをご存じでしょうか?
メントールや樟脳・杉葉油・チモールなどが原材料で、変な添加物や化学成分・防腐剤などはふくまれないようです。
イギリスの民間療法では、「ヴィックス・ヴェポラッブ」を足の裏に塗って靴下をはいて寝ると咳が止まることで知られるのだとか。
わたしは夜間に咳が止まらなくて苦しい思いをしていましたが…
足の裏にたっぷりと「ヴィックス・ヴェポラッブ」を塗って靴下をはいて眠ると、なんと、一度も咳で起きることなくぐっすり眠れたのです。
すごい効果…!
もちろん「靴下をはいて眠る」という感覚的な気持ち悪さはあるものの、
寝ているときに咳が止まってくれるのは本当にありがたかったです。
足裏「ヴィックス・ヴェポラッブ」をつづけること3夜、ついに日中にも咳が出なくなり、夜間に「ヴィックス・ヴェポラッブ」を塗る必要がなくなったのでした。
トゥルシーで痰を出しきる
ヨガの師であるプラブジによると、咳には「トゥルシー」が効果的だそうです。
トゥルシーとは、ホーリーバジル(聖なるバジル)の名前で知られる薬草で、さまざまな不調を軽減することで知られるお茶です。
トゥルシーに生姜やコショウ、クミンシードなどを加えて飲むと
咳に効果的だとおっしゃっていました。
南インドの聖者アンマのアシュラム(お寺)に滞在したときに、
トゥルシーと生姜・コショウがミックスされたお茶をみつけて入手したのを、いただきました。
生姜とコショウのピリリとした辛味とトゥルシーのやさしさがミックスされた、刺激的で体がポカポカとあたたまるお茶です。
大き目のポットに作り置きし、毎日このお茶を飲んでいると
痰がたくさん出てくれたように感じます。
日中はトゥルシーのお茶、夜間は「ヴィックス・ヴェポラッブ」という組み合わせが最強でしたね。
というわけで、今日は咳に効果的な3つの手法をご紹介しました。
どの手法が効果的かは、体調や咳の種類によるでしょう。
ひどい咳で苦しい…!ときには、ぜひお試しいただければと思います。