パンチャカルマ3. 「待つ女」は疲れづらい
こんにちは!
南インドのケララ州でアーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」を受けています。
早いもので、今日で8日目。
ちょうど折り返し地点をすぎました。
あたたかい薬草オイルをふくんだ布を肩や腰などに湿布する「ピチュ」や…
全身のオイルマッサージ「アビヤンガ」のあとのスチームなど、心地よいトリートメントを楽しんでいます。
そして、「パンチャカルマ」治療の準備期間がおわり、一昨日からいよいよ本丸の治療がはじまりました。
今日はそんな様子をレポートしましょう。
Contents
ナスヤ、はじまる
一昨日からはじまったのが、ナスヤです。
ナスヤは、鼻からオイルを数滴たらして、口から老廃物とともに吐き出す治療法。
首から上の疾患に効果的だといわれます。
わたしの場合は「脳」にはたらきかける意図があるのでしょう。
ホルモンバランスの調整や脳の浄化などが期待できそうです。
「待つ女」は疲れづらい
ナスヤは毎年のように受けているので、わたしはベテランです。
「ナスヤ名人」と、自分で呼称するくらい…得意な治療法といえるでしょうか。
昭和のおじいちゃんたちに負けないくらい、「カーッペッ!」と勢いよく痰を吐き出せます。
しかし、持ち前の「せっかち」な性格がわざわいし、十分な老廃物がたまっていないのに「カーッペッ!」とやりたくなる傾向があるのも事実。
今年は「待てる女」になることが、わたしの小さな目標でした。
「カーッペッ、カーッペッ!」っと何回もくりかえすのではなく…
- オイルが鼻から口へ流れる感覚
- のどの奥が熱くなる感覚
- 老廃物がおりてくる感覚
をあじわってから、「カーッペッ!」と吐き出すようにしてみたら…
無駄に力を使わないせいか、疲れづらくなりました。
トリートメントが終わっても、体力が残っている感じです。
「待てる女」は「疲れづらい」のかもしれません
そんな自己満足にひたっているところで、今日は終わります。
次のレポートもどうぞお楽しみに!