パンチャカルマ6. 夏至のデトックス

こんにちは!
今日は夏至。北半球では、1年でもっとも日が出る時間が長い日です。

陰陽でいえは、陽がきわまる日ですね。

エネルギーが大きく変わりますから、心身のデトックスにいいタイミングだといわれます。

わたしは8名のみなさんと一緒に、南インドでアーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」を受けて12日目になりました。

治療はクライマックスをむかえ、
多くの参加者さんが、夏至のタイミングで大きくデトックスされている状態です。

今回のパンチャカルマツアーは、6月6日の新月直後からはじまり、夏至で大きなデトックスをむかえるというのが裏テーマ。

フフフ…みなさん、いい感じにデトックスされています。

今日はデトックス祭りをむかえた夏至から、わたしの体験をレポートしましょう。

思考できなくなるシロダーラ

パンチャカルマがはじまって10日目から、
わたしの大好きなシロダーラがはじまりました。

「シロ」は頭、「ダーラ」は垂らすことを意味します。

シロダーラは、あたたかいオイルを頭から垂らす気持ちのいい治療法。

脳を浄化し、心身をリラックスさせてくれます。

日本ではシロダーラに「オイル」を使うイメージが定着していますが、インドでは煎じ薬や牛乳などを垂らすのも一般的。

今回、わたしを含め参加者さんの多くは、煎じ薬を垂らす治療を受けています。

煎じ薬

皆さんが「お湯ダーラ」と呼ぶように、煎じ薬は水溶性なので、あたたかいお湯を頭から垂らしているような感覚です。

とはいえ、頭にあたたかい液体がゆっくりと流れるのは至福の時間。

夢と現実の間をさまようような、瞑想的なひとときを楽しむと、何も考えられなくなるのです。

夏至の浣腸

シロダーラ(カシャヤダーラ)で何も考えられなくなったところで、体を横向きにされたら…

はい、浣腸の時間です。

初日は「スモール・バスティ」とよばれるオイル浣腸からはじまります。

「スモール」は小さい、「バスティ」は浣腸という意味です。

あたたかい薬草オイルが100mlほどお腹の中に入っていく感覚をあじわいます。

わたしの場合、便意はすぐに来ません。
1時間くらいキープして、お部屋にもどったら数回ほどトイレにいく感じでしょうか。

それにしても、この順番が秀逸だと感じます。

シロダーラで心身を完全にリラックスさせて、思考できなくなったところで浣腸。
さすが、百戦錬磨のドクターですね。

今年も「緊迫のゲーム」がはじまる

オイル浣腸の翌日は、「ビッグ・バスティ」ともよばれる煎じ薬の浣腸です。

ハーブ 
煎じ薬の材料

ハーブを煎じた液体で浣腸します。

バスティの「スモール」と「ビッグ」の違いは、その名のとおり量の違いです。

オイル浣腸は100ml程度ですが、煎じ薬の浣腸はけっこうな量を注入されます。

ドクターがやってきて、「フル(いっぱい)になったら言ってね!」とおっしゃって、容赦なく浣腸するのです。

これが「緊迫のゲーム」のように感じるのはわたしだけでしょうか。

浣腸がはじまり煎じ薬が注入されると、便意は波のようにやってきます。

もう少し入りそうだけれど、いや、お腹がはってきているから危険かもしれない…

ここでストップをかけるか、もう少し入れてみるか…

心理的なかけひきと便意とのせめぎあいの緊迫したゲームをくりひろげる中、700mlの煎じ薬が肛門から注入されたのでした。

煎じ薬の浣腸は強烈

好転反応

700mlといえば、ペットボトル1本とカップ1杯分くらいの量になります。

けっこうな量の液体が浣腸されたわけですから、その後の反応は激しいものがあります。

1分キープしたら、トイレに直行です。
しかし、1回出すだけでは、もちろん足りません。

少し歩いたらもよおし、また少し歩いたらもよおす…をくりかえします。

トリートメントルームから自分の部屋に帰りつくまで、2回トイレにたちより、ようやく帰ってきたときにはぐったりしていました。

その後も何回かトイレにかけこみ、落ち着いたのは2時間後くらいでしょうか。

体への負担も大きかったようで、夜の9時頃には眠り、朝目覚めたのは7時でした。

参加者のみなさんが、「朝の4時頃に野犬の遠吠えで目が覚めた」とおっしゃっていましたが、わたしには身に覚えのない話です。

バスティ(浣腸)と爆睡はセット。
デトックスと休養をくりかえしつつ、夏至の浄化祭りを楽しみたいと思います。

Follow me!