聖なるバジル「トゥルシー」
こんにちは!
昨日、茶龍麺さんとのコラボイベントをお知らせさせていただきました。
定員8名のところ、すでに6名うまったので、残席はあと2名です。
ご興味のある方は、お早めにお申し込みください。
さて、今回の茶龍麺でつかわれるお茶は「トゥルシー」です。
トゥルシーといえば、「ホーリー・バジル」(聖なるバジル)の名前でも知られる、インドで人気の薬草。
さまざまな効能があることから、健康な人だけでなく、病気の治療にも使われたりします。
実際、わたしはインドでアーユルヴェーダの治療を受けていたときに、毎日トゥルシーのお茶が処方されていました。
インドでは、そこら中にトゥルシーが生えているので、
生の葉を煮出し、しょうがやコショウなどスパイスを加えて、気軽に飲まれています。
今日は「トゥルシー」について、茶龍麺の創始者である深田さんと、美容家の貴子さんからうかがった効能を中心にご紹介しましょう。
聖なるバジル!「トゥルシー」とは?
「トゥルシー」は別名「ホーリー・バジル」、つまり「聖なるバジル」とよばれています。
トゥルシーはバジルの一種でシソ科カミメボウキ属の植物。
5000年前に人類が初めて病気という存在に気づいた時に、薬として飲まれた人類最古の薬草の一つです。
ラクシュミー(吉祥天)という神様の化身とも言われ、神聖な植物として扱われています。
アーユルヴェーダでは、「不老不死の霊薬」とされ、長年人々の心と体を癒してきました。
花言葉は、神聖・祝福・好意で、財運や縁起の良い植物として、メキシコではポケットに入れ、持ち歩くこともあるそうです。
「ラクシュミー」は、豊かさや繁栄をまねくことで知られるインドの女神様。
お姿はこんな感じです↓
インドだけでなく、遠くはなれたメキシコでも、繁栄をまねく縁起のいい植物だと考えられているのがおもしろいですね。
「トゥルシー」の効能
茶龍麺の創始者である深田さんによると、トゥルシーの主な効能は…
○抗菌作用
○免疫機能・新陳代謝を上げる
○生活習慣病の予防
○インフル、風邪の予防
○頭痛の緩和
○呼吸器疾患
○肝機能の低下を抑える
○胃炎の緩和
○むくみ、冷え性の改善
○精神的バランスを整える
などだそうです。
体から心まで、オールマイティにはたらきかけてくれる薬草といえるでしょう。
そして、ただの効能だけでは語れない…
エネルギーにはたらきかけてくれるものがあると感じます。
南インドの聖者であるアンマは、「自宅の庭にトゥルシーを植えなさい」とよくおっしゃいます。
さまざまな効能で知られるトゥルシーは、薬草として役立つだけでなく、災いを遠ざけ豊かさをまねく縁起のいい植物だからでしょう。
トゥルシーは「美容」にもいい
トゥルシーには、アンチエイジングに効果的な抗酸化作用の成分:オイゲノール、ロマスリン酸、カルバクロールなどを含み、また若返りホルモンといわれるDHEAを活性化させる働きもあります。
またフェノール化合物が高い含有量で含まれているため、傷から入る毒のみならず、食生活の偏りのために溜まった毒素(アーマ)を破壊する効果があります。
またトゥルシーの葉をヨーグルトと一緒に取ることで、ダイエットの効果も期待できるといいます。
また飲み続けることで、便秘の解消にも繋がるので、便秘からくるお肌のトラブルにも効果があるとされています。
「アーマ」とは、消化できずに心身に残った未消化物であり、
蓄積されると、あらゆる病気の原因になるとアーユルヴェーダでは考えます。
体と心にたまっていく毒素「アーマ」を破壊してくれるなんて、パワフルですね。
というわけで、聖なるバジルであり、健康にも美容にも効果的なトゥルシーについてご紹介しました。
そんなトゥルシーを使ったエネルギーの高い茶龍麺、この機会にぜひお楽しみください。
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