パンチャカルマ【day3】脳の浄化法

こんにちは!
日本はもうすぐゴールデンウィークですね。

行楽を心待ちにされている方も多いでしょうか。

今朝は、温泉でくつろいでいるかのような…お犬様を発見しました。 

「何か用ですか?」

穴にピッタリはまってますね。

インドは野良犬がたくさんいて、それぞれ楽しそうにすごしています。

さて、今日はアーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」3日目の様子をレポートしましょう。

顔のマッサージは「準備」

今日も薬草オイルを使った全身のマッサージからスタートしました。

薬草オイルの香ばしい匂いとあたたかさがなんとも気持ちいいです。

全身のマッサージが終わったら、今日は顔のマッサージにうつります。

インド人は、人の顔をジャガイモか何かだと思っているのか…
ガシガシ遠慮なくマッサージしてくるので、「やさしく」とお願いして力を弱めてもらいます。

顔のマッサージが終わったら、蒸しタオルであたためます。

顔まわりの緊張がとけて血行がよくなったところで、ドクターがやってきました。

鼻から薬草オイルを吸入する

木の台に仰向けに横たわった状態で、アゴを少し持ち上げられます。

おでこの位置が下になり、鼻の位置が上になる感じです。

左の鼻の穴にあたたかい薬草オイルが数滴たらされ、それを強く吸いこみます。

右の鼻の穴にも同様に薬草オイルがたらされて、強く吸いこみます。

  • オイルをたらすのは、ドクター
  • 吸いこむのは、わたし
  • セラピストは顔のマッサージを続ける

という分担です。

鼻から吸いこんだオイルが鼻腔をとおって口までおりてくるので…
「カーッッペッ!」と痰を出すときの要領でオイルを口から吐き出します。

痰を出しきるまで若干の気持ち悪さがありますが、痛みはありません。

オイルを出しきったあとは、スッキリ爽快です。

脳の浄化法「ナスヤ」

この施術は「ナスヤ」といって、脳を浄化することで知られ…首から上のあらゆる病気に効果的だといわれます。

わたしは甲状腺の病気を患っていますが…

「甲状腺」は首のあたりにありますし、甲状腺ホルモンを司るのは「脳」ですから、ナスヤは最適です。

なお、ナスヤは、ただ薬草オイルを鼻から入れて口から吐きだすだけの単純な施術ではありません。

鼻から薬草オイルを吸入することで、薬草の有効成分が神経系から吸収されて脳を滋養します。

そして、頭や鼻・喉にかけて蓄積された毒素をとりのぞきデトックスできると考えるのです。

鼻は脳への入り口。
鼻腔から脳にはたらきかける、すごい浄化法といえるでしょう。

顔のマッサージや蒸しタオルは「ナスヤ」のための準備でした。

今日はこのあたりで。
次回もどうぞお楽しみに♪

Follow me!