「種」をおいしく食べよう!
こんにちは!
先日ご紹介した「茶龍麺」のイベントでは、「モリンガ」の種を食しました。
「モリンガ」といえば、デトックス効果の高いスーパーフードです。
モリンガの「葉」の粉末をとりいれたご経験がある方も多いのではないでしょうか。
モリンガの「葉」だけでもデトックス効果は抜群ですが…
「種」を食べると、体のなかの重金属をデトックスするなど、よりパワフルな効果があるのだとか。
今日はモリンガの「種」をご紹介しつつ、わたしたちが毎日とりいれている身近な「種」について考えてみましょう。
モリンガの「種」はどんな味?!
モリンガの「種」の外見はこんな感じです。
外の殻をむくと、中身は白い小さな実になります↓
ナッツのようなお味で、食べると口の中に「甘味」が残ります。
だから、モリンガの種を食べた後に水を飲むと、水が甘く感じられるでしょう。
やがて味は「苦味」に変わり、口に入れるものすべてが苦く感じられます。
後から食べるものが甘くなったり苦くなったり…なかなか面白い体験です。
強力なデトックスをされたい方やモリンガの種を味わってみたい方はお声がけください。
お分けできます。
モリンガの「種」の使い方 ~海外編~
イベントで入手したモリンガの「種」の産地がフィリピンだったので、
フィリピン人の英語の先生に現地での用途をたずねてみました。
常夏の国で育つ「モリンガ」は、フィリピンの家庭の庭などに生えていて、料理にもよく使われる植物。
食べるのは「種」ではなく主に「葉」で…
フレッシュな葉を煮こみ料理に使ったり、乾燥させたパウダーをパンに練りこんだりするようです。
健康目的で「種」を食べる人もいるものの、「葉」の方が人気とのこと。
「種」はオイルとして加工し、筋肉痛など痛みがあるときに塗りこむ用途が多いのだとか。
つまり、肌からとりいれて、体を癒す作用があるといえます。
「種」は体を癒す
モリンガにかぎらず…
ヨガの師であるマスター・サティシュジは、「種」を食べることをすすめられています。
レモンの種やぶどうの種は、病気を癒す力をもつほどで、とても体にいいのだとか。
「捨てる」なんてもったいない…!そうですよ。
「種」は小さいけれど、発芽して実がなるまでのパワーをたくわえているわけで、「生命力の源」といえるかもしれません。
ふだん捨てている…野菜や果物の「種」で体を癒せるのだとしたら、
安上がりな話ではないでしょうか。
「種」といえば、お米
一方、野菜や果物の「種」でなくても、わたしたちは毎日「種」を食べて生きています。
そう、「お米」です。
お米は種ですから、芽が出て実るだけのパワーが一粒一粒につまっています。
あたり前のようにいただいている「ご飯」は、「種」の集まりであり、わたしたちの心身をささえてくれているのです。
日本人がお腹にもつ腸内細菌は、「ご飯」との相性がとてもいいと聞いたことがあります。
新米がおいしい季節です。
お米という「種」を毎日とりいれて、健やかに秋を楽しみましょう。