6月プラブヨガ 東京クラスレポート(脈診編)
こんにちは!
引き続き、マスター・サティシュジによる「ナディチェックと健康/食事の個人指導」クラスについて、「脈診」まわりの話をレポートします。
今回の2日間コースの目玉でもあった「脈診」。
マスター・サティシュジのユニークな「脈診」の仕方はこちらでご紹介しましたが、
なんと、自分でも脈をチェックできるのです。
もちろん自分の脈を深く洞察するのはむずかしいですが…
- 各ポイントで脈を感じられるか
- 早さはどれくらいか
などは、誰でも簡単にチェックできます。
そして、この2点だけでも、読み取れる情報がたくさんあり…
頭痛や生理痛など体調不良のケアにも役立つのです。
だからこそ、「なんか不思議~」「すごい~」で終わらない、とても実践的な知識といえます。
今日はそんな「脈診」について、クラスの内容をご紹介しましょう。
脈のとり方と読みとれる情報
クラスでは、脈をとる9つのポイントと脈のとり方について教えていただきました。
なんと、脈をとるポイントにより、脈のわかりやすさがちがうのです。
少しも脈が感じられないポイントがある一方で、すぐにわかるポイントもありました。
まわりの生徒さんの脈をさわらせていただくと、自分と脈の早さが全然ちがって驚かされたりもします。
マスター・サティシュジによると、9つすべてのポイントで脈を感じられるようになる必要があり…
- 脈をとりづらい理由
- 脈が早い/遅いときに、どんな問題が発生しているか
- 脈を強くするために必要なこと
を解説してくださいました。
たとえば、あるポイントで「脈をとりづらい」のは…
- 火のエネルギーが低い
- ハードワーカーではない
などの情報がよみとれるのだとか。
そして、あるポイントで「脈が早い」と…
- 長時間立ちすぎている
- ストレスが多い
- 乾燥した体になる
などの情報が読みとれるようです。
脈拍の強化や改善のポイント
クラスでは、脈のはかり方だけでなく、
- 脈をとりやすくするためのワークアウト
- 脈が早い/遅い場合の対処法
を教えていただきました。
たとえば、脚をあげるワークアウトで心拍を高めると、脈もわかりやすくなります。
そして、脈を強く安定させるために、ヨガの動きやポーズがすすめられました。
写真の「魚のポーズ」もその1つ。
さらに、不調と脈は関係が深いようで…よくある不調の対処法についても解説がありました。
たとえば、頭痛にはさまざまな原因がありますが、
「こめかみ」の脇の脈が早くなっている場合は、頭にターバンを巻くのが有効なのだとか。
頭にターバンを巻き、目を閉じてジンジャーティーやオレガノティーを飲むと、頭痛が緩和されるとのこと。
オレガノティーは、昨日ご紹介した「苦行」のお茶です。
ターバンの巻き方にもルールがあります。
全員に伸縮性のある布がくばられて、皆でターバンを巻く練習をしました。
ヨガクラスで、全員が頭にターバンを巻く…なかなかシュールな光景ですよね。
一方で生理痛のときは、下腹部の脈を感じる場所にココナッツオイルをぬって、25回さすると痛みがおちつくそうです。
不調と脈が関係していて、脈を通じてアプローチできるとは、おもしろくないでしょうか。
マスター・サティシュジによる脈診の結果
クラスの最後に、マスター・サティシュジが初日におこなった脈診の結果について、1人ひとり説明がありました。
アーユルヴェーダ的な考え方で、
- 風(ヴァータ)
- 火(ピッタ)
- 水(カパ)
のエネルギーのバランスがどういう状態で、食事や生活習慣をどうしたらいいか…という個別のアドバイスです。
1人ひとり、アドバイスが全然ちがうのが興味深いポイント。
たとえば…
- 寝室に花をおくように
- 毎日、5種類の野菜を食べるように
- 1ヶ月間、塩分をへらすように
- イモ類をさけるように
- ワークアウトがたくさん必要
など、人により内容は多岐にわたりました。
わたしの場合は「ナッツといちじく、ベリー類を水なしでミキサーにかけて食べる」といいとのこと。
ホルモンを強くしてくれるようですね。
そんなわけで、脈診の「深くておもしろい世界」の一端をのぞかせてもらった今回のクラス。
自分自身をまたちがった側面から、とらえなおせたように思います。
マスター・サティシュジにも、一緒に参加してくださったみなさんにも感謝です。
アドバイスいただいたことを1つ1つ実践しつつ、膨大な知識を消化していきたいと思います。
今回のクラスのレポートはこちらから↓