ヨガによる変化の楽しみ方
こんにちは!
タレントの片岡鶴太郎さんは、熱心にヨガをされていることで知られています。
なんと、前日の夜の22時には起床して、そこから5~6時間ほどヨガをしている…というニュース記事をみかけました。
深夜の1時~2時に起きてヨガをする人は、わたしのまわりでも何人かいますが、
前日の22時に起きるとは…早起きにもほどがある!とおもしろく感じます。
そして、無理にそうされているわけではなく「ヨガをやっている時が楽しい」という思いで、起床時間がだんだん前倒しになっていかれたところが素敵です。
なぜ、そんなにヨガがおもしろいのでしょうか?
記事によると、「毎日、0コンマ1ミリずつ進化していく」ことに楽しさを感じられているとのこと。
夜の22時に起きるのは、わたしにはできませんし、皆にすすめられることではないですが…
毎日の変化を楽しむのは、ヨガの醍醐味だと思います。
今日は、ヨガによる「変化の楽しみ方」を考えてみましょう。
変化を楽しむために、やめた方がいいこと
片岡鶴太郎さんがおっしゃるように、ヨガでえられる変化は「毎日、0コンマ1ミリ」かもしれませんが、着実に体や心が変化していくのを感じられるでしょう。
変化を楽しむためにおすすめしたいのは…
「ヨガの動きやポーズができるようになる」ことを基準に変化をみないことです。
なぜなら、ヨガの動きやポーズは少しずつ「できる」ようになっていくばかりとはかぎらないし…
体調により「できていたもの」が急に「できなくなる」ことは普通にあるからです。
何かが「できるようになること」をゴールにすると、前日よりも「できない」場合にガッカリしてしまいます。
同様に、「痛みがなくなること」をゴールに変化をみるのも、あまりおすすめできません。
慢性的な痛みの場合、必ずしも右肩下がりに痛みがへっていくわけではないからです。
昔、お世話になっていたヨガの先生が「腰痛日記をつけないように」とおっしゃっていました。
腰痛をたくさん経験してきたわたし自身、そのとおりだと感じます。
痛みを記録しても意味はないし、日記にすることで痛みに意識が集中するので、かえって腰痛がなおっていかないのです。
というわけで、「ヨガの動きやポーズができるようになりたい」「痛みをへらしたい」という期待はもちろんあっていいのですが、
「目標」にしてしまうと苦しくなるので、やめた方がいいでしょう。
変化を楽しむために、意識するといいこと
では、何をもって体や心の変化を楽しむかというと…
- 呼吸のしやすさ
- 体の動かしやすさ
- ヨガの動きやポーズで得られる感覚
などにフォーカスしてみてはいかがでしょうか。
呼吸や体からえられる感覚は、毎日ちがいます。
毎日、たしかに何かが動き、進化していくのを感じられると思います。
たとえば、同じ動きをしていても、いつもより深く息を吐けるかもしれないし、
体の「かたい」と感じる部分が、少しゆるんだ感触をあじわえるかもしれません。
ほんのわずかな変化かもしれないけれど、毎日、変わっていくのも事実。
やがて、「できなかったポーズができる」「痛みがなくなる」など「求めていた変化」につながっていくことでしょう。
記事によると、片岡鶴太郎さんは67歳なのだとか。
シニア世代でも、体は進化していくといえます。
ほんの少しずつの変化を毎日楽しみながら、ヨガをつづけていきましょう。