2023年の「ナヴァラ-トリ」はじまりました!

ドゥルガー女神

こんにちは!
今日から秋の「ナヴァラ-トリ」がはじまりました。

ナヴァラ-トリとは、春と秋にお祝いされるインドのお祭り。

「ナヴァ」は9つ、「ラートリ」は夜を意味し…
わたしたちの内側にある「善」が「悪」に打ち勝ったことを、9日間かけてお祝いします。

くわしくはこちらから。

自分の内面をみつめ、お祈りや瞑想などして心静かにすごすよいタイミングですが…
今回は主に「祝祭」としての楽しい側面をご紹介しましょう。

踊って楽しむ「ナヴァラートリ」

ナヴァラートリは、歌って踊って楽しむ祝祭でもあります。
よく知られるダンスとしては、「ガルバ」や「ダンディヤ」でしょうか。

「ガルバ」「ダンディヤ」とは、木の棒を両手に持って(持たないこともある)裸足で踊るダンス。
ナヴァラートリの期間中、特にインドの西部・グジャラート州で盛んに踊られるそうです。

踊りはじめるのは、夜になってから。
たとえば、19時から23時くらいまで踊り続けると聞きました。

踊りは、悪魔(内なる悪)と女神(内なる善)の戦いを表現したり、
女神への崇拝や勝利への歓喜を意味するそうです。

老いも若きも、男も女も、誰もがダンスを楽しみ、
ダンスを踊る人とそれを見る人で大混雑するとのこと。

なんだか楽しそうな「お祭り」という雰囲気が伝わってきます。

ダンシングナイト!な「ナヴァラートリ」も素敵ですね。

「ナヴァラートリ」の断食あれこれ

マコモ茶

にぎやかな祝祭でありつつ、祈りとともに「断食」をおこなう人も多いナヴァラートリ。
断食のやり方は、各人のコンディションによりことなるようです。

9日間、完全に断食する人もいれば…

  • フルーツと水だけですごす
  • 炭水化物は食べない
  • 塩はとらない
  • 肉食をしない
  • 日中は何も食べずに日没後に食べる

など、バリエーションは豊富。

今日、プラブヨガの東京クラスでヨガの師プラブジに伺ったら…
ナヴァラートリの期間中、ニンニクや玉ねぎなどの五葷(ごくん)は食べないものだとおっしゃっていました。

神聖な期間だから、心を活動的にする五葷(ごくん)はひかえた方がいいのでしょうね。

ダンシングナイトと断食。
相反するようでなぜか両立してしまうのがインドの懐の深さでしょうか。

みなさまもどうぞ9日間の夜を楽しんでください。
ハッピー・ナヴァラートリ!

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