「メヘンディ」で幸運を招く ※追記あり

メヘンディ

こんにちは!
今日から「ナヴァラートリ」がはじまりました。

「ナヴァラートリ」はインドの大きな祝祭であり、わたしたちの「心」を浄化する大切な機会です。

わたしは、「ヒンドゥーの神々の物語」展に関連しておこなわれた「メヘンディ」のワークショップに参加してきました。

11月19日(土)の午後、池袋のサンシャインシティ内にある「GLOCAL CAFE」さんで、
今回と同じ先生によるメヘンディのワークショップが再開催されます。

ご興味のある方は、ぜひ予定をあけておいてください。(10/4追記)

「メヘンディ」とは、ハーブの「ヘナ」を使ったボディアートのこと。
インドや中近東などで、古くから結婚式などお祝い事にもちいられ、「幸福」を招くと信じられてきました。

今でもインドでは、花嫁が「メヘンディ」をおこなう習慣があります。
ヘナの着色が「濃い」ほど「幸せになれる」と考えられていて、花嫁さんは一晩中かけて着色させていくのだとか。

花嫁さんとメヘンディ

「ヘナ」を頭にぬると、強力なデトックス効果とともに「白髪染め」になります。

「メヘンディ」の場合は、「ヘナ」を腕や足などに塗るわけですが、肌を茶色っぽく染めてくれます。
着色は数週間つづくので「消えるタトゥー」として楽しめるわけです。

デトックス効果があり、幸運をまねく「ヘナ」。

「ナヴァラートリ」の幕開けに、ちょうどいいかもしれません。
今日は、「メヘンディ」体験についてレポートします。

「メヘンディ」の楽しみ方

今回のワークショップでは、メヘンディのデザイン画の小冊子(写真左)と「ヘナコーン」(写真右)がくばられました。

「ヘナコーン」は、先端の小さな「栓」をぬくと、ヘナのペーストがにゅるにゅると出てくる仕組みです。
「ヘナコーン」の材料は「ヘナ」と「水」だけなのだとか。

25gたっぷり入って10ルピー(18円くらい)

「ヘナ」の粉をお持ちであれば、「ヘナコーン」を自作して書くこともできます。
「ヘナコーン」のつくり方はこちらから。

たしかに粉状の「ヘナ」を水でといて、マヨネーズくらいのかたさにすれば、ご自宅でも楽しめそうですね。
手や足などに「ヘナ」で模様をかいて、数時間おいたらできあがり!

体温が高い人の方が、濃い発色になるようです。

冒頭で「ヘナの発色が濃いほど、花嫁は幸せになれる」という逸話をご紹介しましたが…
「濃い色になる=体温が高い」わけで、健康だから幸せになれるという意味なのかもしれませんね。

デザインは無限大。インドっぽいものを選択してもいいですし、
自分のオリジナルでもOKです。

シンプルでかわいい
はなやか
男性もぜひ!

「ヘナ」はペースト状のときは黒っぽい色ですが、肌の上で乾燥してはがれ落ちた後は、赤茶色っぽい色が肌にのこります。

「メヘンディ」で瞑想する

今回、わたしは適当な模様とともに…
南インドの地元の言葉である「マラヤラム語」をいくつか手の甲にえがいてみました。

  • ハッピー・ナヴァラートリ!
  • ドゥルガー女神
  • ラクシュミー女神
  • サラスワティ女神

など、「ナヴァラートリ」および関連する女神さまの名前たちです。

乾いたヘナをとると、こんな感じ
翌日になると、色が濃くなった

マラヤラム語は丸っこい文字で、かわいらしいのが特徴。
女神さまの名前も吉兆でご利益がありそうです。

なにより、模様をえがいている間は、「超集中」ともいえる状態がつづいていて…
ワークショップに参加している全員で「瞑想」をおこなっているかのようでした。

WS参加者の作品
指輪のようでかわいい

もしかすると、「瞑想」の効果が吉兆さを招くのかもしれませんね。

「メヘンディ」をやってみたい方は、ヘナがペースト状になった「ヘナコーン」を入手されるか、ヘナの粉を水にといて使うといいでしょう。

お子さまにも楽しんでいただけると思います。

吉兆さを招く「メヘンディ」とともに、心しずかな「ナヴァラートリ」をすごしましょう。

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