インドビザが魔窟な話
こんにちは!
2024年パンチャカルマツアーまであと1ヶ月。
おかげさまでたくさんの方にご興味をもっていただき、満席御礼となりました。
ご参加者の半数ちかくは、初めてのインド旅。
初インドなのに雨がザーザー降る雨季に、しかも浄化療法「パンチャカルマ」を受けにいこうとは、なかなかの猛者ぞろいではないでしょうか。
そんな猛者のみなさまが悪戦苦闘しているのが「ビザ」です。
今日はインドのビザにまつわる話をしましょう。
インドビザの詐欺サイトに要注意!
インドに入国するには、ビザが必要です。
このビザの申請がなかなか面倒で…代行業者さんにビザ取得を依頼する方も多いですね。
今回、ツアーのご参加者のお一人から「この業者さんに頼もうと思う…」
とご連絡をいただき確認したら…
なんと、詐欺の可能性がきわめて高いサイトでした。
詐欺サイトには、ビザを取得する正規のサイトを模したケースと、
代行業者を装うケースの2パターンがありそうです。
今回は、後者のパターン。
いずれも一見するとまともなサイトのように見えますが、ところどころおかしいです。
詐欺サイトが悪質なのは、本物のビザを模した許可証のようなものが
発行されるケースもあるということ。
詐欺に気づいてお金を失うだけならまだしも、実際にインドの空港に着いて
入国できない…となると、ショックは大きいはずです。
これからインドのビザをとるご予定のある方は、どうぞお気をつけください。
観光ビザは期限を選べる
さて、観光を目的にインドに行くとしたら「e-Tourist Visa」が便利だと思います。
オンラインでとれる観光ビザということですね。
e-Tourist Visaは有効期限として、
- 30日間
- 1年
- 5年
の3つから選べるのも嬉しいポイントです。
初めてのインドで、1年や5年のビザをとっても「次にいつ行くかわからない…」
と心配に思われるとしたら、30日間がちょうどいいかもしれません。
有効期限と申請期間って?
さて、3つの期間を選べるe-Tourist Visaですが、
有効期限の起算日や申請できる期間が微妙にことなるのをご存じでしょうか。
有効期限について
1年と5年のe-Tourist Visaは【申請した日から】起算して1年・5年有効ですが、
30日間のe-Tourist Visaは【入国した日から】30日間有効です。
つまり、30日間のビザをつかって6月1日から6月20日までインドを旅する場合、
5月15日に申請したとしても、ビザの有効期限は6月1日~6月30日なので問題なく旅行できます。
申請ができる日について
1年と5年のe-Tourist Visaはインド到着日の【120日前から】4日前まで申請できますが、
30日間のe-Tourist Visaはインド到着日の【30日前から】4日前までしか申請できません。
つまり、30日間のビザを取得するには、インド到着日の1ヶ月前まで申請を待つ必要がありますね。
6月1日にインドに到着する場合は、5月1日より前には申請ができないのです。
- 「申請したいのに、できない!」
- 「申請した日から起算すると、滞在中にビザが切れてしまう…」
などのご心配を見聞きするので、こちらでご紹介させていただきました。
※2024年5月時点での情報です。
各ビザによる有効期限の起算日や申請期間はこちらのFAQ'sをご参照ください。
インドを旅するみなさまが快適にビザをとれますよう、お祈りしています。