プラブヨガの「準備」は何に効果がある?

こんにちは!
久しぶりにヨガの話題です。
わたしはプラブヨガという、南インドの古典的なヨガを実践しています。
どちらかというとマニアックで、知る人ぞ知るヨガ、といえるでしょうか。
プラブヨガは、ヨガのポーズを最大化するために、「準備」を入念におこないます。
「準備」をすることで、脳と神経、神経と神経をつなぎ…ヨガのポーズの効果を受けとれる状態にととのえるのです。
ところで、神経と神経がつながると、「ヨガのポーズの準備になる」以外に何かいいことはあるのでしょうか?
今日はプラブヨガで「神経と神経をつなぐ」メリットを考えてみましょう。
︎プラブヨガの「準備」とは?

プラブヨガの「準備」は、冒頭でご紹介したように、神経にアプローチするなど
日常生活でおこなわない動きをします。
ゆえに、むずかしい…!と感じられるワークがたくさんあり…
- 体がやわらかいから、できる
- 筋肉がたくさんあるから、できる
というわけではありません。
体のなかに眠っている神経を呼びおこし、神経と神経の回路をつないでいくためのワークなのです。
ワークが「できない」ということは、まだまだ変化できるポテンシャルが大きいということ。
落ちこむ必要はありません。
そして、こうした準備は「ヨガのポーズの効果をえる」体づくりを目的におこなっているわけですが、
神経と神経がつながること自体に、メリットがたくさんあるように思います。
神経と神経がつながると何がいい?

プラブヨガの「準備」により脳と神経、神経と神経がつながると…
脳からの指令がスムーズになる
↓
体にムダな動きがなくなる
↓
ケガしづらい、痛みになりづらい
↓
体のパフォーマンス向上
という流れになるように思います。
実際、アスリートの方でパフォーマンスが上がったというお声をお聞きしますし、
歌手の方で声の質が変わったという話も聞きます。
「いや〜、体を使う仕事じゃないんだよね!」
という方も、「体力アップ」を実感いただけるのではないでしょうか。
たとえば、疲れづらくなったとか、重いものがもてるようになったとか。
あるいは、体に慢性的な痛みをかかえていて、それが神経に関連するものだとしたら…早々に痛みから解放されるかもしれません。
ヨガのポーズをするための準備段階であっても、神経と神経がつながり、体のパフォーマンスが上がると恩恵をたくさん受けられると思うのです。
ですから、プラブヨガのクラスで、よくわからない謎の動きをしているときに
- 「これって、何の意味が…?」
- 「わたし、何やってるんだろう…?」
と感じて心がおれそうになったら、ぜひ今日の話を思い出していただければと思います。
プラブヨガの「準備」で頭がよくなる?

ところで、プラブヨガの「準備」により、眠っている神経が活性化し脳からの指令がスムーズになると…
体のパフォーマンスUP以外に、認知機能や記憶力UPなど「頭がよくなる」効果はないものでしょうか?
残念ながら、このあたりの話をお聞きする機会はほとんどありません。
プラブヨガをやってるみなさんは、いい大人の方が多いので、
試験などを受ける機会が少ないことも関係しているのでしょうか。
みなさん、実は気づいていないだけで脳の機能がアップしているかもしれませんし、
あるいは特に効果はないかもしれません。
個人的には、脳や神経の回路がスムーズになると、脳の処理容量もふえそうな気がしますが…
このあたりはどなたか研究していただけるとうれしいですね。
というわけで、今日はプラブヨガの謎の準備ワークが何に効果的なのかという話をしました。
体にたいする効果は確実なので、ぜひ地道に練習していただければと思います。
6月〜7月のスケジュールはこちらから。