甲状腺に「ミルラクリーム」
こんにちは!
4月のインド旅にむけて、オンラインでアーユルヴェーダのドクターの「問診」を受けました。
「問診」…のはずが、体調に関する話はほとんどなく、
現地でのアクティビティの相談や雑談で終わりました。
ドクターが「元気そう、前回よりも格段にいい」とおっしゃっていたとおり、
体調はすこぶる良いからでしょうか。
「前回」というのは、3〜4年ほど前にはじめて甲状腺の病気「バセドウ病」になり、インドで2ヶ月の治療を行ったときの話です。
ドクターから「前回はひどかった…」と笑われるように、
以前バセドウ病になったときは余裕がなくてピリピリしていました。
- 本当に治るのか?
- いつ治るのか?
を問いただしていましたから…
はっきりいって面倒くさい患者だったと思います。
一方、今回は「バセドウ病」という同じ病気の再発でも、心持ちが全然ちがいます。
2回目ということで、ベテラン感がでてきているのと…
いろいろな対処が功を奏しているからかもしれません。
今日は病気にたいしてどんな対処をしているか、シェアします。
2回目のバセドウ病:わたしの対処法
甲状腺の病気「バセドウ病」再発にあたり、わたしが対処していることは…
などです。
いずれも、無理せずできる範囲でつづけています。
食事療法については話が長くなるので、別の記事でご紹介するとして、
今日は「クレイパック」や「ミルラクリーム」など外用の手当てを中心にご紹介しましょう。
「クレイパック」が気持ちいい
「クレイパック」は、エドガーケイシー療法で「腺にいい」といわれているもの。
週に1回くらいですが、クレイをフランキンセンスの蒸留水でといて、首まわりや顔にパックしています。
ケイシー療法では「クレイ」のみすすめられていて、フランキンセンスの蒸留水は関係ありませんが…
蒸留水を使うとフランキンセンスの香りがぶわ~っと広がり、ひんやりした触感とのコンビネーションがなんとも気持ちいい!のです。
ちょっとした「ご褒美」感覚でしょうか。
「クレイパック」はお肌がツルっとするので、特に甲状腺にトラブルがない方にもおすすめです。
甲状腺に効果的なアロマ
さて、クレイパック以外にも「アロマ療法」をとりいれています。
アロマの先生から、
- フランキンセンス
- ミルラ(没薬)
が特に甲状腺のトラブルにいいとうかがいました。
「フランキンセンス」は抗炎症効果が高く、癌治療への有効性も明らかになっているアロマ。
大好きな香りの1つです。
フランキンセンスの樹脂を水で熱して蒸気吸入したり、
エッセンシャルオイルを首に塗ったり内服したりしています。
※内服は基本的にすすめられていません。自己責任でお願いします。
アロマの先生によると、樹脂とエッセンシャルオイルで「得られる成分」が微妙にことなるので、両方とりいれるのはとてもいいのだとか。
一方、「ミルラ」(没薬)は、古くは「ミイラ」の防腐剤として使われたアロマ。
甲状腺機能のバランスをとる効果が期待できるそうです。
わたしのように甲状腺機能が亢進しているケースにも、機能が低下しているケースにもいいとのこと。
「ミルラ」のエッセンシャルオイルの香りは甘くスパイシーで大好きなのですが、
樹脂を蒸気にした香りは苦手…です。
わたしにとっては、なんだか味気なくて、気乗りしない香りとでも申しましょうか。
苦手な香りは体が求めていないということなので、
ムリにとりいれる必要はないようです。
というわけで、「ミルラ」はエッセンシャルオイルのみ使うことにしました。
「ミルラクリーム」の作り方
「ミルラ」のエッセンシャルオイルは、グレードの高いものなら、直接肌に塗ってもOKですが…
黒くて粘性があるので、肌に均一に塗るのはむずかしい上に、黒っぽい色が残ります。
じゃあ、肌が黒くならないように「ミルラ」を他のオイルで希釈しようとしても…
粘性が強いため、うまく混じり合わずに分離してしまうのだとか。
希釈するには、バームやジェルなど硬めの素材を使うと混じり合ってくれるようです。
とはいえ、使う度にバームやジェルと混ぜ合わせるのは面倒なので…
まとめて「ミルラクリーム」をつくりました。
オリーブオイルと蜜ろうでできたバームに
ミルラとフランキンセンスを入れて、混ぜ合わせたのが「ベースクリーム」(写真左)。
さらに、甲状腺のトラブルに効果的ないくつかのアロマを追加したのが「ブレンドクリーム」(写真右)です。
混ぜ合わせたミルラの量はそれほど多くありませんが、全体的に茶色いクリームになりました。
アロマをとりいれる頻度
「ミルラクリーム」は、1日に何回でも塗るといいとアロマの先生から教えていただきました。
実際は日常に忙殺されて、クリームを塗れるのは朝と晩くらいでしょうか。
回数は少ないものの、気持ちの切り替えにちょうどいいですし、
塗るたびに体が「ミルラクリーム」を求めているのがわかります。
一方で、「フランキンセンス」の原液については、
体が欲する日とそうでない日が明確に分かれるのがおもしろいです。
とりいれるのは数日に1回くらいでしょうか。
首まわりに塗ったり内服したりをつづけているほか、フランキンセンスの樹脂を蒸気にしてサウナとして利用する「フランキンセンス浴」も時々楽しんでいます。
アロマは、アーユルヴェーダなど他の自然療法と同様に即効性があるものではありませんが、心身をゆるめて確実にバランスをととのえてくれるように思います。
甲状腺まわりの不調が気になる方は、「ミルラクリーム」や「フランキンセンス」をとりいれるといいかもしれません。
体が気持ちいい、心地いいと感じる頻度で無理なくつづけていただければと思います。
なお、エッセンシャルオイルなどは、医療グレードの高品質のものがおすすめです。