明日は「ハヌマーンジャヤンティ」

こんにちは!
明日はインドの神様「ハヌマーン神」の降誕祭です。
「降誕祭」とは「誕生日」のお祝いのこと。
ハヌマーン神の誕生日ですね。
ハヌマーン神といえば、猿のお顔をした神様です。
わたしたちにもお馴染み「西遊記」に登場する「孫悟空」のモデルになったともいわれます。
今日はハヌマーンジャヤンティ(ハヌマーン降誕祭)について、ご紹介しましょう。
ハヌマーン神は力強い!

猿のお顔をした神様「ハヌマーン神」といえば、力強さの象徴として知られます。
ハヌマーン神への礼拝をとおして、わたしたちが持つ否定的なエネルギーを打ち負かすことが可能です。

「孫悟空」がキントーンに乗って、縦横無尽に移動するように…
「ハヌマーン神」は、インドからスリランカまで一歩でわたってしまいます。
実はハヌマーン神は風の神「ヴァーユ」の息子とも言われ、身体能力がずば抜けて高いのです。
さらに、ハヌマーン神は忠誠心や献身の象徴ともいわれます。
ハヌマーン神はラーマ神に熱心に仕え、忠誠と献身を体現しました。
ラーマ神の妃であるシーター女神がスリランカに誘拐されたときには、力の強さを生かしてシーター女神を奪還した様子が叙事詩「ラーマーヤナ」で語りつがれています。
ハヌマーン神は学者であり、不死身?!

ハヌマーン神は力強く、忠誠や献身の象徴であるわけですが…
実はすぐれた「学者」であったのをご存じでしょうか。
サンスクリット語の9つの文法体系に精通していたそうですよ。
そして、「ハヌマーン神」はチランジーヴィとよばれる不死者にあたるので、今でも地上のどこかに存在すると考えられています。
力が強いだけでなく、勉学にも優れ、献身的な心をもつ不死身の神様…
文句のつけようがないですね。
そんなハヌマーン神だからこそ、祈りをささげることで、
人生に調和や強さ・成功がもたらされると考えられています。
ハヌマーンジャヤンティに何する?!
ハヌマーンジャヤンティは、他のインドの祝祭と同様に…
- 祈り
- 断食
- マントラを唱える
など精神的な修練に適しているとされます。
「ハヌマーンチャリーサ」などをチャンティングしたり、音を聞くだけでも効果があるでしょう。
おすすめのyoutube動画はこちらから↓
おっちゃん(失礼!)の表情と美しい声に注目しつつ、ハヌマーンジャヤンティを楽しんでいただければと思います。