フランキンセンスでお香を作る
こんにちは!
みなさん、ご自宅で「お香」は焚かれるでしょうか?
わたしは日々のお祈りに使うために、いろんな種類のお香をとりそろえています。
インドのお香も好きですが、人口的な香料がふくまれるせいか、目がさめるような香りが多いでしょうか。
天然物になると、それなりの値段がするので…気軽に使えなかったりします。
今回、フランキンセンスをふくめ天然素材100%のお香をつくる会があると聞き、参加してきました。
直火だと火が持続しないので、少しずつ使っていけそうです(経済的!)
そして、麻やマコモなど浄化力の強い素材とフランキンセンスの組みあわせは抜群です。
今日はフランキンセンスのお香を作る会の様子をレポートします。
手作りお香の材料って?
フランキンセンスのお香をつくるための材料は…
- フランキンセンスの樹脂
- もぐさ
- 麻雪(麻の茎を粉にしたもの)
- フランキンセンスの蒸留水
のみと、いたってシンプルです。
フランキンセンスは樹脂をパウダーにしたもので、水分を加えるとやや粘着性がでてきます。
手作りのお香には、つなぎとして「ダフ粉(タブ粉)」という木の皮の粉が使われるケースが多いそうですが、
先生のこだわりで浄化力の高い「麻雪」が使われました。
「麻雪」とは、麻の茎の粉で、邪気をはらうために焚いて使ったりするそうです。
「もぐさ」は、お灸に使うヨモギですね。
もしゃもしゃしているだけでなく、実は名脇役なのです。
フランキンセンスのお香の作り方
さて、フランキンセンスの樹脂や麻雪などパウダー類に水分を加えて、「耳たぶ」くらいのやわらかさに調整します。
フランキンセンスの樹脂はやや粘着性があるものの、麻雪はパラパラとした質感。
そこに「もぐさ」がいいつなぎ役になってくれるようです。
「もぐさ」は松と薬草タバコの会でも活躍しましたが、
燃えやすくする効果があると伺いました。
さて、材料を練り練りしていくと、フランキンセンスの香りがふんわりとただよいます。
そして、麻雪など浄化力の高い素材が指をとおして体を癒してくれるのか、気持ちよ~くなってきました。
まるで「大人の粘土遊び」。
コネコネしてお香の形にしていきます。
お香の形は自由!
わたしは、ピラミッド形のほか、平べったい円や四角に成形しました。
お香の楽しみはトッピング?!
さて、成形しおわったらトッピングの時間です♪
- 陳皮
- ヒース
- ミルラ
- 精麻
- 杉
など自然の恵みで、デコレーションしていきます。
できあがりがこちら↓
参加者それぞれ、個性あるお香ができあがりました!
お香というと渋いイメージがあるかもしれませんが、こんなふうにポップにできると楽しいですね。
お香は2週間ほどかけて乾かしたら完成。
保存もきくようなので、長く使っていけそうです。
お香で心と体と空気と…いろんなものを浄化していきましょう。