ベジタリアンと「大豆ミート」
![ベジタリアン](https://coosui.net/wp-content/uploads/2022/07/ビーツ_うずまき.jpg)
こんにちは!
「ベジタリアン」だというと、よく聞かれる質問があります。
「タンパク質はどうしているの?」です。
肉や魚・卵などの代わりに何を食べるかというと…
インド人のベジタリアンだと「豆」と「牛乳」という答えになるでしょう。
インドは豆の種類が豊富ですし、「ダールカレー」とよばれる豆カレーはご飯の定番です。
一方、日本人のベジタリアンだと「豆腐」「納豆」などがタンパク源になるケースが多いでしょうか。
最近では「大豆ミート」の方もいらっしゃるかもしれませんね。
わたし自身は、豆や納豆も食べますが、毎日は食べません。
タンパク源はラギ粉など「雑穀」で十分だからです。
そして、「大豆ミート」を食べることはありません。
なぜだと思われるでしょうか?
今日はベジタリアンと最近注目の「大豆ミート」から、日々のタンパク源について考えてみましょう。
「大豆ミート」とは?
![](https://coosui.net/wp-content/uploads/2022/10/大豆ミート_乾燥.jpg)
「大豆ミート」とは、大豆からタンパク質を抽出し、お肉のように繊維状に加工した食材のこと。
最近ではファーストフードのお店でも、大豆ミートを使った「ソイバーガー」が売られていたりしますね。
大豆由来だから、たんぱく質や食物繊維が豊富にふくまれますし、低脂肪・低カロリーなところも注目されているようです。
乾燥しているので、保存性にすぐれているのも人気の理由かもしれません。
「大豆ミート」を食べない理由
![](https://coosui.net/wp-content/uploads/2022/10/大豆ミート_生.jpg)
一方、わたしが「大豆ミート」を食べない理由は…
- 味が肉っぽい
- 高度に加工されている
からです。
「大豆ミート」は肉っぽい味や食感になります。
わたしのように「肉っぽい味」を求めない人には不向きな一方、肉好きの人には逆に「選ぶ理由」になるでしょう。
大豆ミートは「肉を食べたいけれど、何らかの理由で食べられない」人のために開発された食材だと感じています。
そして、2つめの理由は、高度に加工されているからです。
大豆ミートは大豆から油をぬき、肉っぽい食感や味になるように加工されています。
個人的には、高度に加工されたものよりも、自然な食べ物の方が栄養になるように感じるのも事実。
つまり、「大豆ミートのハンバーグ」ではなく「大豆のハンバーグ」でいいと思うのです。
タンパク質は「雑穀」で十分?!
というわけで、わたしは「大豆ミート」を食べません。
何がタンパク源かというと「雑穀」です。
ラギ粉も雑穀の1つですね。
雑穀には、タンパク質が豊富にふくまれるのをご存じでしょうか。
雑穀と「味噌」「しょうゆ」を使った料理をつくると、雑穀と大豆のタンパク源で十分ことたります。
最近、雑穀料理のランチ会に参加しました。
![](https://coosui.net/wp-content/uploads/2022/10/つぶつぶご飯.jpg)
メニューはこんな感じです↓
- 五穀ごはん
- 雑穀のミネストローネ
- 高キビ味噌ジャガのメンチカツ
- ニンニク風味 ニンジンの葛煮
- 千切りキャベツのサラダ
- たくあんのフノリ和え
ご飯にもスープにもおかず(メンチカツ)にも雑穀がつかわれています。
ご年配の方には「雑穀=貧しい」というイメージがあるかもしれませんが…
おいしくて栄養豊富です。
タンパク質はもちろんのこと、鉄分やカルシウムなど、不足しがちな栄養をおぎなってくれます。
ベジタリアンの方もタンパク質不足にお悩みの方も、日々の食事に雑穀をとりいれてはいかがでしょうか。