「ラギ」はスーパーシリアル?!
こんにちは!
昨日は、「ラギ粉で遊ぼう!」ワークショップについてお知らせしました。
「ラギ」とは、日本名で「シコクビエ」という雑穀のこと。
雑穀の「ヒエ」の仲間です。
もともとはアフリカが原産地ですが、病害虫や干ばつに強く、世界各地に広がっていきました。
日本には、縄文時代に伝わったといわれています。
インドでは「ラギ」とよばれますが、西洋では「フィンガー・ミレット」として知られます。
というのも、茎の先に5本の穂がついていて、それが「指」のように見えるからです。
そんなラギ(フィンガー・ミレット)について、今日は効能をご紹介します。
「ラギ」の効能
ラギは、さまざまな穀物の中でも栄養価の高さから、米国学術会議で「スーパーシリアル」の可能性が指摘されているそうです。
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つまり、「すごい穀物」として注目&研究されているのでしょうね。
ラギには炭水化物やタンパク質のほか、カルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミンなどミネラルが豊富にふくまれていて、
- 骨をつくる
- 消化吸収をよくする
- 血糖値の急上昇をふせぐ
- コレステロール値の安定
- 貧血改善
- 便秘改善
- リラックス
- 美肌
などの効果が期待できるようです。
ヨガの師であるマスター・サティシュジは、朝食にラギのポリッジ(おかゆ)を食べるとカルシウム補給に効果的だとおっしゃっていました。
ラギはすべての穀物のなかで、カルシウムの含有量がもっとも多く、牛乳のカルシウム含有量の3倍なのだとか。
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また、鉄分や食物繊維も豊富なので、貧血や便秘にも効果的です。
さらに、ラギにふくまれるトリプトファンは神経伝達を高め、心をリラックスさせるほか、
メチオニンとリジンはコラーゲンを形成し、美肌効果が期待できます。
骨や血液をよくし、心を安定させ、美肌にもなるなんて最高ではないでしょうか。
そんな「スーパーシリアル」ラギ粉の使い方をご紹介するワークショップはこちらから。
ぜひラギを日常にとりいれていただければと思います。
ラギの食べ方(インド・ネパール編)はこちらから。