食べ物から「磁力」を高める
こんにちは!
久しぶりにあった友人に、「ベジタリアンになって、何が変わった?」と聞かれました。
うーん…と返答にまようわたし。
なぜなら、ヨガをはじめてからほどなくして菜食になったので、ヨガによる変化か食による影響かわかりづらいからです。
明確に菜食による影響をあげるとしたら、「体をねじりやすくなる」ことでしょうか。
肉や魚は消化に時間がかかるので、たとえば、前日の夜食べると翌日まだ消化されていなかったりします。
そうすると、気持ちよくお腹から体をねじれなくなります。
一方、植物性のごはんだと消化が早いので、翌朝「気持ちよくねじれる」実感が顕著です!
とはいえ…ヨガをしていない人からすると「どうでもいい」効果かもしれませんね。
ヨガに関心がない友人にひびいたのは、「人間関係が変わった」ことでした。
明確に「菜食」の影響か、「ヨガ」の効果か分別がむずかしいですが…
- 頭がクリアになり
- 思考がシンプルになったことで
- つきあう人が変わり
- 人間関係で思い悩むことがなくなった
のは事実です。
つきあいたい人とつきあい、距離をおきたい人とはほどよく距離をおけるようになったといえるでしょう。
「食べるもので、人間関係が変わる」…そんなことがあるのでしょうか?
世界的なヨギとして知られるパラマハンサ・ヨガナンダの著書「あるヨギの成功の黄金律」によると、食べ物で人間関係も変化するようです。
なぜなら、食べ物は人の「磁力」に影響するから。
今日は、「あるヨギの成功の黄金律」から「食と磁力」に関するトピックをご紹介します。
わたしたちがもつ「磁力」とは?
「あるヨギの成功の黄金律」によると、わたしたちの誰もが「磁力」をもっているそうです。
「磁力」とは何なのか、具体的な言葉を引用してみましょう。
磁力は誰の体にも宿っています。
自分にふさわしい夫、妻、仕事などを引き寄せる力です。正しい磁力を備えていなければ、誤った人や物を引き寄せてしまいます。
自分が望むもの、自分にとって良いものを引き寄せたいなら、磁力の質を高める方法を習得しなければなりません。
「あるヨギの成功の黄金律」より引用
たしかに、わたしたちは必要な人やものを自然と「引き寄せている」…というとスピリチュアルに聞こえるかもしれませんが、誰でもしっかり取捨選択していると思うのです。
そして、思考がクリアで取捨選択の基準がはっきりしているほど、必要なものをとりいれ不必要なものはシャットアウトできるはず。
だから「磁力の質を高める」とは、具体化すると「思考をクリアにする」ことと近いかもしれません。
なお、磁力の質を高める方法は著書のなかでいろいろ解説されていて、「食」がひとつのキーになっているようです。
食べ物で「磁力」の質を高める
著書のなかでは、「磁力の質」に影響するものとして「食べ物」が紹介されています。
磁力を保つには、体を毒から守らなければなりません。
(中略)
食べるものに気をつけましょう。
生のものは磁力を生みます。
ココナッツは特に多くの磁力を生みだします。
ビーツ、ほうれん草、レタスも生命力に満ちていて、磁力を与えてくれます。肉の食べすぎは磁力を低下させます。
動物の磁力があなたの魂の磁力に干渉するからです。
肉を食べると肉体面への集中が高まり、魂ではなく体的な連れ合いを引き寄せがちです。(中略)
タンパク質やデンプン質の多い食品の過剰摂取は、体内に毒を溜めます。
果物と野菜をたくさん食べて、磁力を高めましょう。野菜よりも果物のほうが磁化されています。
「あるヨギの成功の黄金律」より引用
…ということで、要点をまとめると
- 生の野菜や、特に果物がいい
- 肉の食べすぎはよくない
- タンパク質や炭水化物のとりすぎはよくない
というところでしょうか。
食べ物が「健康」にどう影響するかを紹介する本はたくさんありますが、
「磁力」に影響するという考え方はユニークだと思います。
食べるものによって、自分が発する「磁力」が変わり、まわりにあらわれる人やものが変わってくると考えると、食べ物を変えてみる価値があると感じられるかもしれません。
日本人は体質的に「生ものはあまり食べたくない…」人もけっこう多いと思うので、常に「サラダが最高!」ともいえませんが、これからの季節は気温が上がるので生のものをとりいれやすくなると思います。
ピンときた方は、生のものをとりいれて「磁力」の変化を感じてみてください。