ベジタリアンと「ビタミンB12」

こんにちは!
今日は節分。恵方巻を召し上がっている方も多いでしょうか?

わたしはベジタリアン(菜食)になってから、恵方巻を食べなくなりました。
ベジタリアン仕様の恵方巻を作ったり買ったりしたらいいのですが、つい面倒で…。

さて、「ベジタリアン」というと「栄養に偏りが出るのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

中でも、動物に多くふくまれる「ビタミンB12」が不足する恐れがあるという注意喚起をよく見聞きします。

菜食だと、本当に「ビタミンB12」が不足するのでしょうか?

今日は、ベジタリアンのわたしが「ビタミンB12」不足に陥った話をします。

ベジタリアンの「ビタミンB12」摂取方法

ビタミンB12は、海苔など植物性の食材にもふくまれます。

そのため、野菜や穀物だけでなく海苔など海藻をバランスよく食べていれば、
ベジタリアンでもビタミンB12が欠乏することはありません。

実際、わたしは10年ほどベジタリアン生活をしていますが、
特に体調やお肌に問題を感じたことはなかったです。

しかし、です。
昨今の物価高で、わたしのお気に入りの海苔も、手が届きづらくなりました。

  • いつもの海苔は高いから、食べる頻度が下がる
  • 廉価品はおいしくないから、進んで買わない

…というわけで、海苔を食べる頻度が下がったのでした。

海苔を食べる頻度が下がると、どうなる?

血液と感情

ベジタリアンでありながら、海苔を食べる頻度が下がったわたしを待ち受けていたのは、「血液の異常」でした。

去年の11月の血液検査の結果がこちら↓

赤血球数が低く、MCVが高いです。
MCVというのは、「赤血球の平均体積を表す指標」で貧血の種類を確認できるのだとか。

MCVが高値となるときは巨赤芽球性貧血や溶血性貧血の場合があり、注意が必要です。

ビタミンB12や葉酸が不足すると赤血球の生成が妨げられて巨赤芽球性貧血につながる可能性があるため、日頃の食生活で意識的に摂取することが大切です。

サントリーウェルネスOnlineより引用

とのこと。

赤血球数が低いということは貧血が疑われるわけで、
貧血の中でも、上記の「巨赤芽球性貧血」や「溶血性貧血」だとすると、ビタミンB12と葉酸不足が原因かもしれません。

ひえ~!と思いました。

海苔はビタミンB12だけでなく、葉酸も多くふくまれる食材。
最近、海苔を食べる頻度が減っているからだ…と自覚したのでした。

海苔を食べる頻度を増やすと、どうなる?

というわけで、昨年の11月から海苔をよく食べるようにしたら…
今年1月の検査結果がこちら↓

赤血球数は標準値になり、MCVは基準値の100.0を0.5だけ上回る100.5におちつきました。

ほんの2ヶ月でこれだけ改善するんだ!と驚くとともに、
「ベジタリアンには海苔、大事!」と実感。

食べ物が血液をつくっていることを、改めて感じたのでした。

ベジタリアンのみなさんも、そうでないみなさんも、
わたしのように「物価高」に惑わされず、食べ物で健やかな心と体をつくっていきましょう。

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