惑星と健康

こんにちは!
先日、インド占星術についての記事を書きました。
わたしたちが生まれた瞬間の惑星の配置により、その人が人生で経験することがわかるという趣旨です。
インド占星術とヨガとの関係性はこちらから。
今日は健康面で、「どの惑星がどう影響するか」と「簡単な対処法」についてお話しします。
健康に関心のある方も、占星術に関心のある方も、ぜひ気軽にお読みいただけるとうれしいです。
Contents
惑星の傷つきと健康問題

インド占星術では、7つの惑星は以下の領域の健康と関係すると考えられています。
- 太陽…心臓、頭、視力
- 月…心、生命力、体液、経血
- 火星…血液、筋肉、事故、ケガ、やけど
- 水星…言語、コミュニケーション、皮膚、神経
- 木星…内臓、脂肪
- 金星…生殖器、泌尿科系、内分泌系
- 土星…骨、関節、リンパ管
たとえば…
- 精神的に不安定になりやすい人は「月」が、
- 吹き出物やニキビに悩まされる人は「火星」が、
- 言いたいことをうまく表現できない人は「水星」が、
傷ついている可能性があります。
惑星が「傷つく」とは、配置がわるかったり他の惑星との関係性により、本来の力を発揮できず悪影響をもたらす状態になっているということ。
いちがいに惑星だけで健康問題が出るとはいえませんが、1つの指標にはなると思います。
惑星の影響を緩和するシンプルな処方

惑星の一覧をみて、何かお気づきにならなかったでしょうか。
そう!惑星は「曜日」と関係が深いのです。
- 日曜日…太陽
- 月曜日…月
- 火曜日…火星
- 水曜日…水星
- 木曜日…木星
- 金曜日…金星
- 土曜日…土星
という感じですね。
インド占星術には「処方」といって、惑星がもたらす悪影響を緩和する「対処法」がたくさんあります。
その「処方」の中で、シンプルで実行しやすいものとして…
惑星と対応した曜日に「断食をおこなう」というものがあります。
たとえば、
- 太陽に問題があるなら日曜日に断食する
- 木星に問題があるなら木曜日に断食する
…という考え方。
曜日を支配する惑星の影響を緩和するためのタパス(修練)として断食がすすめられます。
ただし、いきなり何も食べないと体に大きな負担をかけるので、慣れていない方は「朝食を食べない」などの部分断食でためされるといいと思います。
また、すでに持病のある方は断食で体調を悪化させる可能性があるのでおひかえください。
インドでは、土星は試練をもたらす惑星として知られており、土曜日に断食をする習慣がある人もいると聞きます。
占星術の知恵をとりいれて、体と心をととのえていきましょう。