パンチャカルマ【day4】休む練習

こんにちは!
昨日は、アーユルヴェーダのトリートメントの後、街にでかける機会がありました。
旅をご一緒している友人がインド占星術のセッションを受けるため、通訳として街まで同行したのです。
今日はアーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」4日目の様子をレポートしつつ、インド占星術の話もしましょう。
薬草オイルにスパイス?!

「パンチャカルマ」4日目は、前日の3日目と同じ流れでした。
薬草オイルをつかった全身と顔のマッサージからはじまり…
鼻から薬草オイルを点鼻する「ナスヤ」をします。
ナスヤに使われたオイルは、カルダモンやベイリーフなどスパイスもふくまれる薬草オイル。

風・火・水のエネルギーのバランスをととのえるほか、鼻腔から脳を浄化してくれるそうです。
ナスヤに使われたオイルは、体をマッサージする薬草オイルとはことなります。
日課は「休む」こと

わたしが滞在している南インドの気温は、日本の夏と変わらないものの…ヒリヒリと焼けつくような灼熱の日差しがふりそそぎます。
強い日差しは体にとって毒。
日中はコテージで休み、散歩などは朝か夕方にするよう言われています。
つまり、1日の大半は休んでいるのです。


実は、アーユルヴェーダのトリートメントを受けている間は、よく休んで静かにすごすのがいいとされます。
休むといっても、昼寝はNGなので…なかなか悩ましいところ。
わたしは、「何もしない」ということ自体がなかなかできない上に、意図的に何もしないでいると、あっという間に眠ってしまいます。
昼寝せずに「のんびりする」練習をする機会といえるでしょうか。
インド占星術のセッション

夕方にドクターがやってきて、わたしたちを街のインド占星術家の元につれていってくれました。
インド占星術家のおっちゃんはマラヤラム語を話し、ドクターがそれを英訳し、さらにわたしが日本語訳して友人に伝えるというカオスな状態。
スマホを駆使しつつも、コミュニケーションがとれてよかったです。
ところで、わたしはインド占星術家の方々をわりと知っている方だと思いますが…
インドと日本では、インド占星術のセッション内容に大きな違いがあると感じました。
インドでは、
- 祈り
- 神
- マントラ(真言)
などがセッションに色濃く入ってきます。

セッションはお祈りからスタートしますし、何かホロスコープに問題があるなら…
- 「このマントラを唱えるといい」
- 「この神様を礼拝するといい」
というアドバイスが自然とでてくるのです。
物事の行方は、最終的には神の領域であると感じさせられる瞬間ですね。
一方、日本では、祈りや神などの要素がセッションに入るケースは少ないように思います。
むしろホロスコープを細かく読みこみ、状況が好転するタイミングを伝えるなど、より現実的な話をされる方が多いでしょうか。
もちろん、どちらが良い・悪いではありません。
文化の違いを興味深く感じながら通訳させていただきました。
インド占星術は奥が深いので、インドで受けるのもおすすめです。
は…!何もせず休めと言われているのに、気づいたらブログを更新していました。
のんびりしつつ、昼寝はしない苦行…いえ、練習にもどります。