「インド占星術」で運命を知る
こんにちは!
今日は午後から医療占星術の講座に参加してきました。
「インド占星術」のなかでも、病気や健康に特化して解釈する講座です。
先生にお会いするのは、実に5年ぶり。
前半は講義をきいて、後半は実際に生まれた瞬間の天体図「ホロスコープ」を読み解き演習していきました。
インド占星術の精度の高さに関心するとともに、改めて「人は運命をえらんで生まれてくる」と実感。
運命をえらぶとは、人生で「何を経験するか」設計して生まれてくるということです。
具体的には、どんなパーソナリティに生まれて、どんな出来事がおこるか…人生の経験すべてを指します。
「ヨガとのご縁」も同様です。
人生でヨガとまったくご縁のない人もいるし、深くご縁を結ぶ人もいます。
どちらがよい、悪いではありません。
今日は「運命が決まってるなんてアホらしい…と思われる方」も、「ご自身の運命や使命を感じておられる方」も、インド占星術の奥深い世界を知ると「占い」の活用方法が変わると思います。
ぜひ気軽にお読みください♪
運命は、ある程度決まっている
「インド占星術」では、生まれた場所と時間における惑星の配置から、その人が人生で経験するすべてを知れます。
つまり…
- どんなパーソナリティか
- 何が得意か、苦手か
- どんな教育を受けるか
- いつ、どんな人と結婚または離婚するか
- どんな職業につくか
- どんな病気にかかるか
などです。
また、わたしたち自身が「人生で経験すること」を決めて生まれてきていると考えます。
生まれた瞬間の天体図をホロスコープと呼びますが、さながら人生の設計図のようなもの。
優れた占星術師は、その人の運命をするどく読み解きます。
そして、人生の7割は生まれた瞬間に決まっていると考えるのです。
ヨガや瞑想などを通じた精神的な修練をおこなうことで、人生の3割は改善できる一方、何も修練しないならば100%ホロスコープのとおりになると言われています。
「そんな話は迷信だ」「わたしは、自分の手でほしいものをつかんできた!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、人生をふりかえってみると…
ご自身の性格や能力は
- 遺伝
- 教育環境
により大部分が形づくられていると思われないでしょうか。
たとえば、ふつうの身体能力の人が、うんと努力してもオリンピック選手にはたぶんなれません。
そして、たとえ並外れた身体能力があっても、幼少期から適切な教育を受けられなければ才能は開花しないでしょう。
つまり、生まれてきた瞬間から
- 受け継いだ遺伝子
- 受けられる教育
に違いがあり、それにより人生の7割が決まっているといっても過言ではないとわたし自身は感じるのです。
病気が意味すること
人生には幸福な経験も不幸な経験もおこります。
たとえば「病気」をのぞまない人の方が多いでしょう。
生まれた瞬間から運命が決まっているならば、「病気」は避けられないのでしょうか?
そして、「病気」は不幸なことなのでしょうか?
インド占星術の「処方」とよばれるテクニックを使うと、病気をある程度軽減できます。
しかし、完全には避けられないでしょう。
医療占星術の技術を使うと、
- 体のなかで弱い臓器やなりやすい病気
- いつ頃、発病するか
- どれくらいで快復できるか
などが理解できます。
特定の臓器がホロスコープの中で系統的に傷ついていれば、時がくれば病気になるのは避けられません。
わたし自身のホロスコープを見ても、甲状腺の病気にかかるのは自明です。
しかし「病気は不幸なのか?」というと、わたし自身はまったくそう思いません。
むしろ、さまざまな気づきをあたえてくれるギフトだと感じています。
これまで椎間板ヘルニア、摂食障害、バセドウ病などさまざまな病気になりましたが、それにより、自分が無理を重ねていることに気づき心のあり方を変えていけたと感じているからです。
わたしの場合は、運よく病気が治癒してるからそう言えるのかもしれません。
でも、いずれ病気が治らず死んでいくときにも、最期までそこから何か学べることがあるのではないかと感じます。
どのような不幸であれ、それは過去のカルマ(行い)の結果としておこっている、すなわち「必要なこと」だとインドの伝統的な価値観では考えるからです。
運命を知る意味
運命をほとんど変えられないなら、わざわざ知る意味なんてないと思われるかもしれません。
しかし、生まれた瞬間の天体図「ホロスコープ」は自分自身を客観的に知れるツールでもあると思います。
実際、自分は今回の人生で
- 何を経験するために生まれてきたのか
- どのような能力で貢献できるのか
を知れると実生活でも役に立つのではないでしょうか。
少なくとも、むやみに「自分探し」をしなくてすみます。
そして、ヨガや瞑想などを通じた精神的な修練により、不運を軽減することもできます。
不幸だと感じる経験が自分に何をもたらすのか、考えるのも楽しくなることでしょう。
今日はそんなことを考える機会になりました。
インド占星術は、本当に面白いです。
ご興味のある方は一緒に学んでいきましょう。