11月プラブヨガ 東京クラスレポート(パワーフード編)
こんにちは!
昨日に引き続き、日曜日におこなわれたプラブヨガの東京クラスのレポートをお届けします。
今回はクラスでくばられた軽食「パワーフード」について。
- 各クラスごとに「1つのラドゥ」
- 全クラスとおして「3つの豆のサラダ」
が提供されました。
「ラドゥ」とは、インドの伝統的なお菓子で丸いお団子のようなもの。
ラドゥについての記事はこちらから。
「ラドゥ」は、各クラスのテーマである「5大元素」それぞれ(地、水、火、地、空)のエネルギーにはたらきかけるものです。
「豆のサラダ」もエネルギーを高め、筋肉をサポートする効果があります。
ヨガの動きと組み合わせることで、相乗効果をもたらしてくれたことでしょう。
今回はパワーフードである「ラドゥ」と「豆のサラダ」をレポート。
「豆のサラダ」はご自宅でもつくっていただけますので、ぜひとりいれてみてください♪
5つの「ラドゥ」とそれぞれの効果
1.「水」のラドゥ
1クラスめのテーマは、5大元素のなかの「水」の要素。
「水」のエネルギーをととのえてくれるラドゥです。
このラドゥには「葉酸」がふくまれており、
- 神経を強くする
- 血球の形成をサポートする
はたらきがあるのだとか。
甘くておいしいラドゥでしたが、「砂糖」は使われていません。
レーズンの甘味だけでつくられているそうです。
2.「風」のラドゥ
2クラスめのテーマは、5大元素のなかの「風」の要素。
「風」のエネルギーにはたらきかけるラドゥです。
「しょうが」の風味が刺激的なラドゥ。
- 胸の中の痰をとりのぞき、呼吸しやすくする
- 胸まわりの筋肉を広げやすくする
- 消化器系のはたらきを高める
などの効果があるそうです。
3.「地」のラドゥ
3クラスめのテーマは、5大元素のなかの「地」の要素。
「地」のエネルギーをととのえるラドゥです。
- 筋肉の柔軟性を高める
- 排せつをうながす
- 体の器官を若返らせる
などの効果があるのだとか。
4.「空」のラドゥ
4クラスめのテーマは、5大元素のなかの「空」の要素。
「空(スペース)」のエネルギーにはたらきかけるラドゥです。
酸っぱくて、頭がシャキッとするラドゥでした。
「ドライマンゴーパウダー」という酸っぱい成分のほか、「アーモンドパウンダー」が使われているそう。
- 肝臓や胆汁の機能をサポート
- 血液浄化
の効果があるようです。
ちなみに「ドライマンゴーパウダー」とは、マンゴーが熟す前に乾燥させて粉末にしたもので、強い酸味があります。
酸味のあるカレーに使われることが多いです。
5.「火」のラドゥ
最後のクラスのテーマは「火」。「火」のエネルギーをととのえてくれるラドゥです。
コショウの辛味と塩分でしっかりした味つけ。
ココナッツシュガーの甘味がくわわり「甘じょっぱい」感じに。
- 筋肉の収縮と形成をサポート
- コレステロールの低下
- エネルギーを高める
効果があるそうです。
丸い容器にはいった5つの「ラドゥ」。
5つそろうとコンプリートした!ような感じがします。ドラゴンボールのようですね(笑)。
発芽させた「豆のサラダ」3種類
全クラスをとおして、豆のサラダ3種類がくばられました!
写真の右から順に
- 発芽させた緑豆(皮つきのムング豆)(生)
- 発芽させた黒ひよこ豆(生)
- 発芽させた黒ひよこ豆をゆでたもの(加熱)
の3種類です。
豆にふくまれる植物性のエストロゲンは、男性にも女性にも効果的。
発芽しているので、栄養価が高くエネルギーを引き上げてくれますし、お腹にガスをためません。
今回は「黒ひよこ豆」のみ、生の状態(写真中央)と加熱したもの(写真左)の2種類が提供されました。
生の方がエネルギーを引き上げる効果が高いそうですが、かたいものが苦手な方向けにゆでたものをご用意されたそう。
確かに生の黒ひよこ豆は、加熱したものよりかたいですが、適度な弾力でおいしかったです。
生の黒ひよこ豆にレーズンとアーモンドスライスがあえられていて、いろんな食感を楽しめるサラダでした(写真中央)。
「黒ひよこ豆」は筋肉の柔軟性を高めてくれるほか、
発芽した新芽の部分が「新しい筋肉や神経、関節の形成をサポートする消化剤になる」のだとか。
筋肉がつりやすい方、やわらかくしたい方に特におすすめとのことでした。
「アーユルヴェーダ」でもおすすめ!「黒ひよこ豆」
以前、プラブヨガとは別の場所で「アーユルヴェーダ」の強精学(ヴァジカラナ)を勉強したときにも「黒ひよこ豆」がすすめられていました。
強精学とは文字どおり「精力を高める」目的の学問ですが、
ここでの「精力」とはセックスにかぎらず、「生命力」という広い意味でとらえられます。
性別や年齢をとわず、生殖器官を滋養することで生命力がアップするからです。
その生命力を高める食材として紹介されたものの1つが「黒ひよこ豆」。
ふつうのひよこ豆(茶色いもの)よりも、
- 栄養価が高い
- 生殖器官を滋養してくれる
とアーユルヴェーダのドクターから教えてもらいました。
実は「黒ひよこ豆」の生のサラダ(写真中央)に含まれる「レーズン」と「アーモンド」も生殖器官を滋養してくれる食べ物。
あわせて食べることで、生命力を高めてくれることでしょう。
豆は発芽するまでに3日(※)ほど浸水する必要があります。
一晩では芽が出ないので、気長にお待ちくださいね。
※12/25追記:
冬場は3日では発芽しません。最近のわたしの実験によると、14日で半分くらい発芽しました。
くさらせないように、水は毎日とりかえてください。
「黒ひよこ豆」と「緑豆」は近所のスーパーなどで手に入りづらいと思うので、リンクをはっておきます。
ご興味のある方はぜひ発芽させて召し上がってください。