11月プラブヨガ 東京クラスレポート(クラス編)
こんにちは!
昨日はヨガマスター・プラブジが直接指導する「プラブヨガ」の東京クラスが開催されました。
朝9時半から夜21時すぎまで、約12時間の1dayクラス。
今回は、わたしたちの心身の元となるエネルギー「5大元素」を整えるという壮大なテーマでの開催。
前回以上にたくさんの方がご参加くださいました。
ご参加のみなさま、ありがとうございます!そして、お疲れさまでした。
今日は「どんなクラスだったか?」をご紹介!
クラスのふりかえりに、あるいは今後のクラス参加のご参考にしていただけるとうれしいです。
来年1月には、今回のテーマ「5大元素」とも関連の深い「チャクラ」にはたらきかける2日間のクラス(1月15日、16日)が開催されます。
「チャクラ」とはわたしたちの体の中のエネルギーの流れが交差するポイントのこと。
来月12月は大阪と東京でそれぞれ1dayクラスがあり、東京クラスのテーマは「冬の健康ボディ」。
今注目の「プラブヨガ」に多くの方がふれる機会になるとうれしいです。
11月のプラブヨガ「どんなクラスだったか?」
今回は、各クラスごとにテーマとなる「5大元素」がふりあてられていました。
- 1クラスめは「水」
- 2クラスめは「風」
- 3クラスめは「地」
- 4クラスめは「空」
- 5クラスめは「火」
というように。
「5大元素」とは、宇宙のすべてのものの元となるエネルギーで「地」「水」「火」「風」「空」の5つのこと。
なにそれ?という方は、こちらをご覧ください。
今回のクラスは、浄化作用の強い「水」からはじまり、「火」の力で体を活性化して終わるという、これまた深い意味を感じさせてくれる順番構成。
各クラス「ヨガの動き」と「呼吸法」があり、1クラスで完結しつつも次のクラスにつながっていく内容だったと感じています。
1クラス目からいきなり強力な浄化法の「ヨガクリア」が登場!
各クラスで目玉となるちょっと難しい動きや呼吸法がありました。
とはいえ、最初の3クラスは比較的ベーシックな内容。
最後の4~5クラスはペアワークを中心に、全体的に難易度が上がったように思います。
初心者の方には難しいのでは…と感じる動きも正直ありました。
しかし、
- 準備をしっかりおこなった
- チームでサポートし合えた
ことで、みなさん、楽しみながらクリアされていかれたように思います。
難易度の高い動きは、1人では必要な場所に適切な刺激を入れるのが難しいです。
しかし、ペアワークやサポートが入ることで、より正しいアラインメント(位置)になります。
正しいアラインメント(位置)でポーズができると、苦しさが少ない(まったくないとは言わない…)し呼吸が楽に感じました。
刺激がしっかり入ることを実感できましたし、終わったあとの爽快さも格別でした。
一緒にチームを組ませていただいたみなさんに感謝です!
では、ここからはそれぞれのクラスについて簡単にご紹介していきます。
1.「水」のクラス
最初のクラスは、「5大元素」のなかで「水」の要素がテーマでした。
「水」のエネルギーは、下腹部のおへその下あたり(丹田)にある「スワディシュターナチャクラ」と関係しています。
クラスでは「下腹部」を中心に刺激をしていきました。
「水」は感情のバランスに関係するそうです。
クラスでは、「水」のエネルギーのバランスを整えるとともに、体内の細胞にたまった過剰な「水」も排出する効果のある動きをおこないました。
下腹部にたくさん刺激がはいって、いつもよりトイレの回数が増えたという方も多いのではないでしょうか。
2.「風」のクラス
2つめのクラスは、「5大元素」のなかの「風」の要素がテーマ。
「風」のエネルギーは、胸のあたりにあり、感情をつかさどるといわれる「アナーハタチャクラ」に関係します。
クラスでは「横隔膜」を刺激し、胸のエリア全体を活性化する動きを中心におこないました。
みなさんきっと大好きになられたでしょう…「象」の動き!
象の歩き方で広い会場をぐるぐる回りましたね。
ただ歩くだけでなく、陰と陽のエネルギーのバランスを整える動きもありました。
この「象歩き」がおわったあと、生徒さんのお1人が
「視界が明るくなってきた」と驚いておられました。
ふだん呼吸が浅い状態だったのが、たくさん酸素が入ってきたからじゃないか?とのこと。
確かにこのクラスのテーマは「風」で、息が上がる動きが盛りだくさん。
「象歩き」で呼吸と動きを合わせることで、酸素をよりとりいれられたのではないかと思います。
横隔膜を刺激した後は、ねじって、逆さになって…胸全体を活性化。
「風(空気)」や「プラーナ(生命エネルギー)」を整えられたのではないかと思います。
3.「地」のクラス
3つめのクラスのテーマは、「5大元素」のなかの「地」の要素。
「地」のエネルギーは、骨盤底筋のあたりにある「ムーラーダーラチャクラ」と関係があります。
「ムーラーダーラ」はエネルギーの起点であり、「ルートチャクラ」(根のチャクラ)とも言われています。
そして、このチャクラは脚のエネルギーによってコントロールされているのだとか。
クラスでは「下半身」を中心に動いていきました。
「太ももの内側」や「足の後ろ側」といった、「ふだんあまり使わないエリア」を刺激。
地味にきつい…!
脚の神経どうしがつながっていくことで、終わったあとは「体の軽さ」を感じられた方も多いのではないかと思います。
4.「空」のクラス
4コマめは「5大元素」のなかの「空」の要素がテーマのクラスでした。
「空(スペース)」のエネルギーは、喉のあたりの「ヴィシュッディチャクラ」と関係が深いです。
「喉」のあたりでエネルギーをロックし、刺激する動きを中心におこないました。
喉のエネルギーをロックした状態で目をとじてポーズをする…という
- 1人でやると倒れて危険なもの
- 逆転のポーズ(逆さ)の応用バージョン
など難易度が高いもののオンパレードでしたが、
みなさん、「ペアワーク」でなんとか乗りきれたのではないかと思います。
途中で、ペアワークを組ませていただいた生徒さんの顔色がぐんとよくなっていっていることに気づきました。
朝お話ししたときとは別人のよう…!
顔色が明らかにワントーンあがっているのです。
ご本人も「体力的にきびしいから、最後のクラスはキャンセルする」とおっしゃっていたのですが、「やっぱり参加する!」と方針変更。
この方は4クラス目だけでなく、連続してクラスを受けられたことでエネルギーが引きあがったのだと思います。
クラスでは、喉をロックしてしっかり刺激したので、ホルモンバランスをコントロールする内分泌腺の活性化にもつながったことでしょう。
5.「火」のクラス
最後のクラスは、「5大元素」のなかの「火」の要素がテーマでした。
「火」のエネルギーは、おへそあたりの「マニプーラチャクラ」と関係します。
クラスでは「お腹(おへそまわり)」を中心に刺激を加えていきました。
なんと、学生時代に部活でやったような…「腹筋」や「背筋」の動きも登場!
もちろんガムシャラな体育会系の腹筋・背筋とはちがいますが、学生時代の部活を思い出してなつかしさを感じました。
ブリッジした状態から起き上がる…ということも、みなさん行いましたね。
お腹をしっかり刺激して、最後の「バストリカ」という呼吸法で火のエネルギーを活性化させてクラスは終了。
「火」はサンスクリット語で「アグニ」といって、人間の生命力や活力の元です。
クラスでは、体内の「火」のエネルギーを調整することで、活力を増やしてくれたように思います。
約12時間と長丁場でしたが、今朝は不思議と「疲れている」感じはありません。
クラスのサポートを行ったインストラクター仲間も同じような感想を口にしています。
参加されたみなさんはどんなふうに感じられたでしょうか?
また別の記事で、クラスで提供された「パワーフード」についてもお話ししたいと思います。