断食2日目!合宿に参加
こんにちは!
今日は、断食2日目の様子をレポートします。
2日目からは群馬県富岡市の道場でおこなわれる「断食合宿」に参加させていただきました。
1日目に引き続き、夜に玄米のおかゆとお漬物を少々食べるだけ↓
2日目からは、体のだるさに加えて「胃もたれ」も出てきたので、おかゆ一杯でも重い感じがありました。
さて、今日は「断食合宿」についてお話しします。
- 「断食合宿」ってどんな感じ?
- 「食べない」以外になにをするの?
ということが知りたい方におすすめの内容です。
「断食合宿」とは?
今回わたしが参加した合宿の正式な名前は「食養合宿」。
玄米のおかゆだけを食べる「半断食」をおこなう方が多いですが、「断食を行える体力がない」と判断された場合は、その方に合った食事が提供されます。
断食中も、「体調的に続けない方がいい」と判断された場合は、断食は終了となり回復食が始まるシステム。
個々人の体調に合わせたメニューが組まれるのが特徴です。
この微妙なところのさじ加減を行ってくださるのが、指導歴20年の磯貝先生。
「合宿」ではありますが、参加日数は自分で決められます。
半断食を5日間おこなう人もいるし、2日だけの人もいます。
途中で帰られる方もおり、わりと自由度が高い印象です。
わたしは自宅で1日、道場で2日間半断食します。
今回の合宿(食養合宿)は10人ほどが参加。
関東の方が多いですが、大阪や愛媛からもいらっしゃっています。
デトックス目的のほか、療養や病気の快復のために参加されている方も。
なかには、
- 難病で先週まで入院されていた方
- すべり症で歩けない方
なども参加されていました。
とはいえ、「体をよくしたい」という思いはみな同じです。
年代は20代から70代くらいまで、幅広い世代の方がご参加。
男性がお2人、それ以外は女性です。
難病の方は、現状では断食が難しいと判断され、体調に合った食事を召し上がっています。
自然ゆたかな環境で、こだわりぬいた素材を使って作られた道場。
誰もがのんびりと気持ちよく過ごせるように思います。
合宿中の過ごし方 ~しょうが湿布編~
合宿中は、「食べない」だけでなにもしないわけではありません。
今日は「しょうが湿布」をおこないました。
しょうが湿布とは、
1.鍋に水を入れて沸かし、
2.すりおろした生のしょうが(大量)と
3.乾燥したしょうがを入れて、弱火でキープ
4.タオルを3に浸けて、しぼる
5.お腹や腰などにタオルをのせて、あたためる
6.タオルが冷えてきたら、4に戻って繰り返す
という感じです。
要は、鍋いっぱいの「しょうが湯」にタオルをつけて、湿布にして患部をあたためるというもの。
これが思いのほか、気持ちいいのです!
今日は3時間ほどかけて、体のさまざまな場所をあたためていきました。
わたしたちの班は、しょうがの粉末を溶かした足浴からスタート。
足湯だけでも、ぽかぽかとあたたまります。
続いて、首や胸、目、わき、お腹、股関節などにしょうが湿布をしていきます。
最後は、集中して腰(お腹)にしょうが湿布。
もう気持ちよすぎて爆睡です。
体が芯からあたたまり、じんわりと汗をかけました。
「しょうが湿布」の効用
「しょうが湿布」は体を芯からあたため、血液循環をよくしてくれます。
現代人は「低体温」の方が多く、1957年の研究で平均体温が36.8度だったのが、現在では36.2度まで下がっているのだとか。
低体温は免疫力を下げてしまうので、あたためることが大切だといわれています。(参考サイト)
特に断食中にしっかりあたためることで、新陳代謝を高め、老廃物の排出を促してくれる効果があるとのこと。
あまりにも気持ち良すぎて、効果についてまで考えがおよばなかったのですが、
この3時間のしょうが湿布の後、なんと、すべり症で歩くことができなかった方が立ち上がり、歩き始めました…!
トイレに行くにもよつんばいで移動されていたのに、立って歩けるようになったのです。
周りもびっくりですが、ご本人が一番驚いていたように思います。
もちろん半断食の効果もあるでしょうが、集中的にしょうが湿布をしたことで血液循環がよくなり、立ち上がれるようになったのだと思われます。
自力で立てなかった人が立ち上がり、歩くようになる。
それくらい効果があるものなのだと、まざまざと見せつけられました。
しょうが湿布…自宅でおこなうのは面倒で…つい敬遠していましたが、真面目にやろうと思いました。
ヨガの師プラブジの弟さんで「ヨガセラピー」という治療としてのヨガの専門家であるサティシュジも、しょうがをすりおろして患部に貼るといいとおっしゃっていました。
ますます真面目にやらなくては…と思いをあらたにした2日目でした。