断食1日目!体の「大掃除」はじめました
こんにちは!
今年も残すところあとあと少しですね。
おうちを「大掃除」するタイミングで、心身も「掃除」してみませんか?
心身の掃除といえば「断食」です!
わたしのおすすめは「半断食」といって、まったく何も食べない方法ではなく、玄米のおかゆを1日1杯だけ食べるというやり方。
年に数回、季節の変わり目に半断食をおこなっていますが、これがとても効果的なのです。
- 心身が軽く
- 頭がクリアになり
- 気持ちが明るくなる
と感じています。
昨日から自宅で半断食をスタートし、今日これから「半断食合宿」なるものに参加してきます。
以前ご紹介した本の著者である磯貝先生の道場で3日間の半断食予定。
断食を「やってみたい!」という方も、「つらそうだからやりたくない…」という方も、ぜひお読みいただけるとうれしいです。
半断食1日目。だるい、頭痛…症状が出てきた
昨日は、朝から何も食べず、夕方頃に玄米のおかゆを一杯食べました。
おかゆは一口100~200回くらい、よく噛んで食べます。
慣れていることもあり「お腹がへってつらい…」というのはあまりないです。
お腹はすくのですが、「すいてるなあ」という感じを味わっていると空腹感は落ち着いていきます。
それよりも「排毒反応」(好転反応)といって、体の中にたまった毒が出てくるときに生じる不調が、けっこうつらいです。
具体的には、
- 全身のだるさ
- 頭がぼーっとする感じ
- 眠気
- 思考がうまくはたらかない
- 頭痛が少し(左側の側頭部)
などが、1日目に出てきた症状でした。
人によって「排毒反応」のあらわれ方は異なり、特に何も感じないという方もいらっしゃいます。
「排毒反応」への手当て方法
半断食をすると、こうした体調不良が発生することがありますが、身近なもので手当てして対処できます。
食養(マクロビオティック)の考え方では、不調の症状を「陰性」と「陽性」の2種類に分けて考えます。
「陰と陽」は話すと長くなりますが…
- 陰が「広がるエネルギー」
- 陽が「縮むエネルギー」
をあらわし、すべてのものが「陰陽」のエネルギーでできていると考えます。
そして、陰陽が調和することで心身がすこやかな状態になると考えるのです。
わたしが感じた体調不良(排毒反応)のうち、
- 「全身のだるさ」
- 「頭ぼーっとする」
- 「思考がはたらかない」
- 「眠気」
などは、どちらかというと「陰性」の症状。
一方、「側頭部の頭痛」は「陽性」の症状です。
こうした体調不良にたいして、
・「陰性」の症状には、「陽性」の飲み物&食べ物
・「陽性」の症状には、「陰性」の飲み物&食べ物
自然治癒力を高めるマクロビオティック[実践編]:運命を開く断食 より引用
を使って手当をするのが基本的な考え方。
今回のわたしの場合、症状が「陰性」と「陽性」両方出ています。
うーむ、どうしよう…。
まずは、「全身のだるさ」「ぼーっとする」「眠気」…などたくさん出ている「陰性の症状」から対処。
陽性の飲み物である「梅醤番茶」を飲んでみましたが、今一つおいしいと感じません。
「梅醤番茶」は、梅・醤油・3年番茶などをあわせた飲み物のこと。
お湯をそそぐだけで飲めるペーストも売られています。
「梅醤番茶」はあまりおいしいと感じなかったので、「頭痛」という陽性の症状に向けて、陰性の「リンゴジュース」をあたためたものを飲んでみました。
これが本当においしい!!
さらにシナモンパウダーをふりかけると、もうベストマッチです!
体が求めている感じがよくわかりました。
ホットリンゴジュースがお腹に気持ちよく「入っていく」感じがします。
コップに半分ほどの量のリンゴジュースでしたが、飲み終わってすぐに頭痛がリリースされ、頭がクリアになっていきました。
このように手当てをすることで、排毒を促し、それにより生じていた不調を解消してくれます。
体にあった手当てをすると、心身がとても楽に気持ちよくなります。
断食期間中は「体の声をきく」
半断食をすると、感覚器官がするどくなると感じています。
「おいしい」「おいしくない」ということにも、すごく敏感になるのです。
何か手当て用の飲み物を飲んで、「まあおいしいけど、今一つしっくりこない」なら、体調にあっていない可能性が高いです。
一方で「めちゃくちゃおいしい!なにこれ!」と感じるなら、そのときの体調にあっているということ。
「陰性」「陽性」と知識として考えることも大切ですが、感覚にしたがうことで体にあったものがみつかるように思います。
そんなわけで「半断食」といっても、「つらいのを我慢して耐える」という感じではありません。
体の声を聞いて対処していけば、快適に過ごすことができます。
合宿形式で、仲間と一緒にとりくめるのも楽しみです。
記事の更新は遅れると思いますが、2日目、3日目のレポートもぜひ楽しみにしていただけるとうれしいです。