断食後の回復食
こんにちは!
3日目の半断食がおわり、いよいよ「回復食」です。
「回復食」とは、断食後に通常の食事にもどしていくための準備食のこと。
実は、断食の効果をえるために欠かせない食事なのです。
今日は
- 回復食ってなに?
- どんな役割があるの?
ということを中心に、合宿最終日の様子をレポートします。
3日間の断食終了!「回復食」の量と内容は?
断食後は、少しずつ食事量をもどしていくイメージをおもちの方もいらっしゃるかもしれませんが…
磯貝先生の半断食では、なんと「回復食」は食べ放題!
塩分ひかえめで、野菜中心の回復食。
今回の献立は
・キャベツ、大根、にんじんの千切り(ドレッシングあり)
・大根のスープ
・青菜の磯和え
・小松菜のごま和え
・小豆かぼちゃ
・ジャガイモと玉ねぎの煮物
・ごはん
と盛りだくさん!
好きなものを好きなだけ食べていいのです。
これまで「玄米のおかゆ」だけだっただけに、まさに天国!
ふだん生野菜があまり食べられないわたしですが、もりもり食べられました。
野菜がみずみずしくてとても美味しいのです。
体の細胞の1つ1つが生きかえっていくように感じます。
「回復食」の役割
回復食は、血液中に出た毒素の排せつを促し、新しい血をつくっていくための食事。
「野菜」や「葛」など、排せつと造血作用をうながしてくれるものをよくとりいれます。
逆に
- 排せつ&造血につながらないもの(甘いもの、加熱した油、焼いたもの)
- 食欲を高める「味つけの濃いもの」
はひかえた方がよいとのこと。
今回サラダが山盛り用意されました。
生野菜の繊維が「たわし」のような効果を発揮し、スープを飲むことで「老廃物」が洗い流され、排せつをうながしてくれるのだとか。
さっそくトイレタイムの方もいらっしゃいました!
断食は山登り
「断食」は山登りにたとえられます。
断食中(食べない期間)は山を登っています。
登山中は体にたまった毒素が血液中に出る「排毒反応」がおこり、体調不良が発生することもあります。
そのピークが登山の頂上。
3日目くらいに排毒反応がピークになる方が多いのだとか。
わたし自身3日目が一番つらかったです。
そこから下山していくときに「回復食」をとりいれます。
登山では大切なのは下山。
つまり回復食です!
回復食をとりいれて、血液中に出た毒素を尿や便、汗として「排せつ」し、新しい血をつくっていきます。
この期間中に妙なものを食べると逆効果…ということになりかねないので注意したいですね。
断食した日数と同じ日数を回復食にあてて、それ以降はふだんどおりの食事でOKです。
断食合宿の終了
回復食をお腹いっぱい食べおえたら、荷物を準備して解散です。
参加されたみなさん、とてもいい方ばかりで名残惜しい気持ちになりました。
断食期間中、頭痛になやまされていた男性は、頭痛がなくなり爽快な表情をされています。
すべり症で歩けなかった女性は、立ち上がって歩くだけでなく、床に座れるようになりました。
みんな何かしら、抱えていたものを手ばなし、あるいは修復し、すっきりとした表情で閉会式をおえました。
わたしは2泊3日と短期間でしたが、あたたかく迎えてくださってうれしかったです。
断食中、たくさん支えていただきましたし、このメンバーで一緒にとりくめてよかったなあと感じています。
やはり1人で断食するよりも、仲間がいるといろんなことがスムーズに進むと実感!
またタイミングを見て断食合宿に参加したいと思います。