ヨガと惑星の動き

こんにちは!
今日から5日間、インドの大きなお祭り「ディワーリー」がはじまります!
吉兆なこの期間。おうちを掃除して、「よくない習慣」を手放してみませんか?!

さて、「プラブヨガ」の東京1dayクラスが行われる11月21日(日)は、「木星」がやぎ座からみずがめ座に移動する大きなタイミング!

「木星」はインド占星術において「吉星」と考えられており、グル(先生、知識)を象徴します。

この変化の流れにうまくのれるように、「木星」の移動が意味すること「ヨガと占星術の関係性」について簡単にお話ししたいと思います。

11月21日から流れが変わる

11月21日(日)は、木星が「やぎ座」から「みずがめ座」に移動するタイミング。
個人のチャート(生まれたときの天体図)により影響はさまざまですが、大きな視点でみると吉兆なことと考えられます。

なぜならグル(先生、知識)の象徴である「木星」が、減衰状態である「やぎ座」から「みずがめ座」に移動することで、より力を発揮できるようになるからです。

わたしたちは、グル(先生、知識)の恵みがなければ、何も学ぶことができず、成長することもかないません。
グル(木星)が力を発揮できない状態の「やぎ座」から抜け出すことで、わたしたちにも祝福がもたらされると考えられます。

インド占星術では、11月21日以前のダブルトランジット(木星と土星による影響)の状態が、世界的なコロナ禍による混乱に関係していると考えます。

そして、21日の「木星」の移動により、世界的な混乱に終わりが見え、わたしたちの生活に新しい流れがもたらされると期待が高まっています。

そんな日に、伝統的な「プラブヨガ」の教えを学べるのは、とてもラッキーだと思います。
エネルギーに敏感な方は、いつもと違う何かを感じとれるかもしれません。

ご興味のある方はぜひクラスにご参加ください。詳細はこちらから。

占星術とヨガの関係

「占星術」ときくと「ただの星占いでしょ?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
「ヨガと何の関係が?」という声も聞こえてきそうです。

しかし、単なる「星占い」とかたづけられないところが「インド占星術」の面白さ。
そして、実はヨガとも密接な関係があることをご存じでしょうか。

「あるヨギの自叙伝」の筆者であり、偉大なヨギ「ヨガナンダ」の師「スリ・ユクテスワ」が占星術(星学)についてコメントされている部分を引用します。

星学は、星の刺激に対する人間の反応を研究する科学だ。

星には意識的な善意悪意があるわけではない。

星はただ、陽性または陰性放射線を放っているにすぎない。

これらの放射線は、それ自体としては人間を害したり助けたりするものではないが、各人が過去においてまいた行為の種子(因)に、因果の法則による発芽の機会(縁)を与えるのだ。

現在自分の身のまわりに起こっているいろいろな出来事は、すべて自分自身が過去においてまいた原因から生じたものだ。

過去の過ちがもたらす悪い結果は、いろいろな方法によって

―すなわち、祈りによって、意志の力によって、ヨガの瞑想によって、聖者の助けを借りることによって、また星学の腕輪をはめることによって―

最小限度にくい止めたり、あるいはまた、避けることもできるのだ。

どんな障害でも克服できないものはない。なぜなら、その障害はそもそも自分自身の行為がつくり出したものであり、しかも人間は、星の力などには影響されない霊的資産をもっているからだ。

「あるヨギの自叙伝」より

つまり、惑星過去にわたしたちのしてきたこと(原因)に「縁」を与え、それにより結果(現実)があらわれるということです。

そして、過去の行いによって生じる「困難」を避ける知恵を教えてくれるのがインド占星術のよいところ。

  • ヨガを行う
  • 瞑想する

ことも、その中の「処方」の1つなのです。

インド占星術では、因果の法則にしばられるわたしたちが、自分自身の努力で物事を変えられるのは「30%程度」と言われています。

「30%も変えられる」ってすごいこと。
自分の姿形や名前、親、受けてきた教育など、ほとんどのものは「変えられない」です。
そんな中で、30%も改善できる可能性があるって大きいと思いませんか?!

自分のまわりの出来事を受け入れながら、変えられることを改善して、よりよい人生にしていきたいですね。

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