意識が「病気」をつくる
こんにちは!
先日、愛犬のシロさんを散髪しました。
素人のわたしたちが刈るので、どうしても虎刈りになりますが…
キュートなのは変わりない…!と犬バカぶりを発揮しておきましょう。
さて、つい最近、甲状腺の病気「バセドウ病」からほぼ快復した話をしました。
2019年に罹患したときよりも、今回の方が早く快復しつつあります。
再発となる今回の方が快復が早いのはなぜなのでしょうか?
実は、愛犬シロさんの存在が関わっていました。
今日は、初回より再発時の快復が早い理由から「病気になる意識」を考えてみましょう。
Contents
初回よりも2回目の方が治りが早い理由
2019年に初めてハゼドウ病に罹患したときは、甲状腺刺激ホルモン(TSH)が正常化するまでに1年を要しましたが、
今回は約半年で改善しました。
理由は…
- 初回より2回目の方が軽症
- ベテラン化している
- 病気の原因がちがう
の3つがあると感じています。
それぞれ、くわしく見ていきましょう。
1.初回より2回目の方が軽症
まず、2019年11月に初めてバセドウ病だと診断されたときと、
2023年2月に再発の診断を受けたときのスコアを比べてみましょう。
2019年の方が、基準値から大幅に外れている項目が多いです。
2023年のスコアは、異常値ではあるものの、基準値にかなり近いものもあります。
つまり、2019年の診断時よりも、2023年の方が軽症だったのではないか…と思いますし、
「再発に早く気づけた」といえるでしょうか。
軽い段階で「気づけた」のは、2つ目の理由「ベテラン化している」と関係するかもしれません。
2.ベテラン化している
初回よりも再発時の今回の方が治りが早い理由の2つ目は、
バセドウ病患者として「ベテラン化している」ことも大きそうです。
病気の症状や経過、治っていくプロセスなどを経験しているので、
「ああ、そういうことね」と簡単に理解できます。
そして、誰に何を相談するか、どう対処するかも
するすると決まっていきました。
なにより、一度治っているので、「今回も治る」と素直に思えるもの。
初回に感じた「どうしよう?」「本当に治るのか?」という不安がなかったことも、
早い快復に関係しているかもしれません。
3.病気の原因がちがう
2019年に初めてバセドウ病になったときよりも、再発した今回の方が病気の治りが早い理由の3つめは、
病気になった「根本的な原因」がことなるからではないかと思います。
不養生が病気を招くという現実的な側面はもちろんありますが…
病気は、そもそも深い原因や気づきを与えてくれるもの。
初回に関しては、生き方を変える必要があると気づかせてくれるアラートとなり、
大きなデトックスと転換を必要とした一方で…
2023年の再発は、原因となる根っこが全然ちがったようです。
今回、病気が再発した原因は
- インドに行くための言い訳
- 自然療法を学ぶため
の2つだと感じています。
病気の原因 ①インドに行くための言い訳
病気の原因である「インドに行くための言い訳」がどういうことかというと…ちょっと話が長くなります。
インド旅を決めたころ、わたしはあるお方にたいして、なかなかインド行きを言いだせませんでした。
どなたかというと、こちらの方です↓
わたしが不在にすると少なからず不安や寂しさを感じるであろうこの方の目を見て、
「インドに行ってくるよ!」と言えなかったのです。
- 「仕事で〇日間、留守にしなきゃなんだ」
- 「実家に帰省するから、〇日間、お留守番だよ」
など、「どうしても留守にしなければならないとき」は、罪悪感なく伝えられます。
しかし、「なんかインドに行きたいから、行ってくるよ。1ヶ月ほど!」とは、言いだせなかったのです。
つまり、わたしはインドに行くための「言い訳」を必要としていました。
とはいえ、「インド出張」するような仕事や研修はありませんし、家族がインドに住んでいるわけでもありません。
そんなとき、ふと、「病気を治すためにインドに行くよ」だと言いやすいなあ…と頭をよぎったのです。
実際、わたしは2019年にバセドウ病になったとき、インドで治療を受けて快復した実績があります。
今回のインド旅でもアーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」を受けるのは決まっていたので、
それが単なる「デトックス」目的ではなく「病気の治療」となった方が、犬にたいして堂々と話ができると感じたのでした。
ほどなくして体調に異変を感じて受診したら、バセドウ病の再発を指摘された次第ですから…
「意識が病気をつくる」スピーディーな例といえるかもしれません。
ばかばかしいと思われるでしょうか。
しかし、これはわたしが直感的に感じる1つの「真実」なのです。
病気の原因 ②自然療法を学ぶため
病気をつくった原因は、もう1つ心当たりがあります。
それは、病気になった体を実験台として、自然療法を学ぶことです。
今年に入ってから、アロマやフラワーエッセンスといった、
以前から知っているものの深く足を踏み入れたことのない世界へいざなってくださる…
マニアックでおもしろい先生方との出会いがありました。
甲状腺に効果的なアロマやケアの仕方を教えていただいていたときに
「あ!こういうのを学びたくて、病気をつくったんだ」、と気づきます。
つまり、「病気」になった体を実験台にして
- 自然療法でどのように体が変化するか
- どのように調和をとりもどせるか
感じたくて、そのプロセスを学びたくて、わざわざ病気をつくったのです。
病気じゃなくても、自然療法は学べる!と思われるかもしれませんが…
いやいや、はっきりいって、不調のときほど何かを学ぶのに絶好のチャンスはありません。
健康な人が自然療法をとりいれても、健やかさゆえに効果が判然としなかったりする一方で、
不調があると、「小さな改善」でもわかりやすく感じとれるのです。
つまり、「身をもって自然療法を学びたくて、病気になった」というのが、2つ目の真実。
わたしの体は「植物の力を感じたい、もっと信頼して調和したい」というメッセージを投げかけてくれました。
というわけで、2019年と2023年では、同じ病名でも、病気になった深い意味がちがっているように思います。
インドから帰ってきた今となっては、病気は存在する意味を半分失っていますから、治っていくのは自然な現象かもしれません。
人の心と体って、本当におもしろいですね。
まとめ:妄想が病気をつくった話
ちなみに、インドに行っていた間、ヨガ仲間がシロさんを預かってくれました。
そのときの様子がこちら↓
なんとも、充実した笑顔!
幸せそのものです。
冒頭の迷惑そうな顔とは正反対ですね。
ヨガ仲間宅では、朝晩のお散歩を楽しみ、夜はベッドで一緒にお休みになっていたのだとか。
留守番もなく、甘え放題だったようです。
「わたし(あつこ)がいないと、不安にさせてしまう」というのは、
妄想にすぎなかったことが証明されました。
シロさんにインド行きの件を「どう、ご説明しようか?」と悩んで病気までつくりだしたわたしは、
完全に空回りしていたわけで…今となっては恥ずかしい話です。
意識は時として病気をつくりだすもの。
妄執に心をまどわされることなく、健やかな心で日々をすごしたいですね。