マコモと不浄
こんにちは!
昨夜はお月見できたでしょうか?
関東は曇っていて「見えなかった…」地域もあるかもしれませんね。
見えた方はラッキーですし、見えなかった方も、ふりそそぐ満月のエネルギーを受けとっていることと思います。
さて、最近は「マコモ」の収穫のお手伝いをしたりイベントに参加したりしています。
今日はマコモの収穫体験をレポートしましょう。
マコモとは?
マコモとは、古くから「神宿る草」として知られるイネ科の多年草です。
外見は少しイネに似ているでしょうか。
お釈迦様がマコモの葉で編んだゴザに病人を寝かせて癒したというエピソードが知られるほか、
日本では神事に用いられてきました。
現在でも、出雲大社の「しめ縄」はマコモでつくられているそうです。
そんなマコモにふれると…
なんとも清々しくて気持ちがいい!と感じます。
なぜ気持ちよく感じるかというと、マコモには「ケイ素」とよばれる成分が
多くふくまれていることが関係するのだとか。
ケイ素は、わたしたちの脳の「松果体」を構成する成分であり…
水晶(クリスタル)によくふくまれる成分でもあります。
水晶がたくさんあると癒される…と感じられるのと、
マコモがたくさんあると気持ちいい…という感覚は、近しいかもしれません。
ただそばにマコモがあるだけで、なんとも気持ちいいのです。
マコモを収穫する
今回、お邪魔したのは埼玉県の某所。
水辺に自生するマコモを刈りこむお手伝いです。
中は泥というか沼というか…ズブズブと足が沈んでいきます。
「長靴」は必須アイテムでしょうか。
そして、人間よりも背の高いマコモを束にして、下の方から刈りこんでいきます。
慣れてくると、力を入れなくても刈れるのが楽しかったです。
まるで、マコモが「さあ、わたしを刈って。わたしの力を役立てて!」
と言ってくれている感じでしょうか。
なにより、マコモに囲まれて作業をしていると、気持ちよくて時を忘れるのでした。
※収穫したマコモさんたちは、お茶になるそうです。
マコモが大きく育つ環境とは?
収穫しているときにおもしろい話を伺いました。
マコモは生命力が強いため、わりとどこでも育つそうなのですが…
山奥の清らかな場所よりも、
生活排水などが流れこむような「よどんだ場所」の方が大きく成長する傾向があるそうです。
マコモは浄化作用の高い植物。
よどんだエネルギー、不浄なエネルギーを浄化しようとして大きく育つ…と考えると、納得がいきます。
逆に清らかな場所では、浄化する必要がないので、あまり大きくならないのかもしれません。
大きくなるから良い、大きくならないから悪いという話ではありませんが、
清浄な地に生えていそうなマコモのイメージがくつがえされたのでした。
わたしたち人間も、試練が大きいほどに成長しますし…
あるいは、清潔すぎる環境で育つと、かえって健康を損なう…という話に通じるようにも思います。
物質だけでなく、わたしたちは目に見えない菌やエネルギーを循環しあいながら生きているもの。
有機的なつながりを大切にしたいですね。
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