マコモの活用方法

こんにちは!
先日、マコモの葉で「お守り」をつくるワークショップに参加しました。

マコモとはイネ科の植物で、葉は「神事」につかわれたり、お正月の「しめ縄」になるほか…
秋に実る「マコモダケ」を食べるのもおいしいです。

マコモダケ

古くはお釈迦様が、病人をマコモの葉でできたムシロの上に寝かせて快復させたという逸話が残っています。

まあ、それくらい薬効がある植物といえるでしょうか。
そんなマコモですが、意外と使いまわしがきくと申しますか…いろんな用途があると気づかされました。

今日はマコモの活用方法をご紹介しましょう。

マコモの葉に癒される

ワークショップでは、マコモの葉で「お守り」をつくりました。

マコモの葉

マコモはイネ科だけあって、見た目は「稲」。
ガサガサして扱いにくそうですが、水をスプレーして板の上でゴリゴリとこすると…

まな板で、かたい繊維をほぐす

柔らかくなって、手でねじねじと編みこんでいけます。

今回は「お守り」ということで、小さめの飾りをつくりましたが…
ムシロや枕などを作ることもできるそうです。

できあがった「お守り」がこちら↓

見た目が涼やかな上に、手にとるとほっと一息つきたくなるような感覚。
浄化効果が強そうです。

わたしはケアレスで、よく物をなくすので…
小さいサイズのマコモお守りは、家の鍵のチャームにしました。

なくし物はもちろん、家を守ってくれるといいなあと思います。

マコモ茶を楽しむ

マコモの葉の楽しみ方は、「お守り」など飾りにするだけではなく…
葉をよく洗って、乾燥させて乾煎りしたら「お茶」になります。

お土産にいただいたマコモの葉で、「マコモ茶」を作りました。

乾燥させるときにカビが生えないように注意する以外は、特筆するべきことがないくらい簡単です。

洗って乾燥させる
細かく切って、煎る

鉄鍋で乾煎りすること、40分ほど。

乾煎り後

いい感じの色になったところで、完成としました。
瓶に入れて保存しておけば、半年くらいは楽しめそうです。

マコモはデトックス作用が強く、免疫力を高めてくれる!と…
コロナ過で世間がさわがしかった時代に、食養の先生がすすめていたのを思い出しました。

できあがったマコモ茶

「健康茶」というとおいしくなさそうに感じられるかもしれませんが、
「マコモ茶」は癖がないので、お茶としても飲みやすいように思います。

三年番茶やほうじ茶のような味わいでしょうか。
冷房でひえた体にちょうどいいように思います。

さまざまな形で心身を癒してくれる植物の力に感謝です。

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