インド旅のはじまりは「ビザ」から
こんにちは!
今日は節分ということで、恵方巻を食べる方も多いでしょうか。
いよいよ立春。春のはじまりですね。
あたたかくなっていくことを願うばかりです。
さて、春まっさかりの4月にインドに行ってきます。
もっとも、訪問予定の南インドは、うだるような暑さのはず。
訪問先によっては、40度をこえるエリアもあるので、
一気に真夏気分をあじわえそうです。
さて、インド旅の準備としてはずせないものといえば「ビザ」でしょうか。
滞在日数や目的にかかわらず、ビザの取得は必須。
このビザがなかなか手ごわいのです(涙)。
楽勝でとれた!という記憶がまったくありません。
インドに行く予定のない方はビザにご興味がないかもしれませんが…
予想外の嬉しいニュースがあったので、小躍りしながらビザの話をさせていただきます。
インドのビザは自分でとるといい
冒頭でご紹介したように、インドに入国するためのビザの取得には、けっこうな労力と手間が必要です。
だから、代行業者に頼む人も多いでしょう。
しかし、わたしは自分で取得するのをおすすめします。
なぜなら、インドのビザ取得で味わう面倒さや理不尽さは、インド旅そのものだと感じるからです。
ビザの取得をとおして「忍耐力」がためされると申しましょうか…
インド旅の最初の洗礼となるイメージがあります。
もちろん、面倒さや理不尽さに価値があるというつもりはないですが、
日本社会で享受している「利便性」や「快適さ」とほど遠い世界観に身を投じると…
「そこまでして、何を得たいのか?」と自問自答する機会になりますし、
ふだんの快適な環境に感謝せざるをえなくなります。
そして、無事に取得できたらものすごく嬉しいです。
そんな無上の喜びをあたえるために、わざと不便にしているのではないか?と疑いたくなるほどでしょうか。
2023年版 インドビザのエラー
というわけで、昨夜、せっせとビザを申請しようと入力を開始したら…
最初に遭遇したエラーは、入力欄に謎の文字列が自動生成されて、先に進めない…というものでした。
たとえば、ある入力欄で「TOKYO」と入力して、次のページに進もうとすると
「TOKYO|TOKYO|TOKYO|TOKYO」
という感じで、入力した単語と「|」がセットで増殖してエラーになるのです。
余計な部分である「|TOKYO|TOKYO|TOKYO」を削っても、自動入力されてしまいます。
なんでしょう?「TOKYO」の呪いなのでしょうか。
他にも、「データを保存して、次に進む」というボタンを押したら
データがすべて消えてしまう…悲惨なエラーが発生するという注意喚起をネットで見かけました。
インドビザの申請フォームには、さまざまなトラップ(罠)がしかけられているのです。
2019年に取得したe-VISAが復活!
さて、気をとり直して入力をつづけたら…
「前回のビザ」について情報をもとめる項目がありました。
はいはい、と前回取得したビザを確認すると…
2019年に取得して5年間有効なので、期限は2024年となっています。
あれ?まだ使える…??
ハッ!
2019年に取得したe-VISAは、コロナで無効になって以来、
死亡したものとしてすっかり存在を忘れていましたが…
どうやら、コロナが少し落ち着いてから、復活措置がとられたようです。
くわしくはこちらから。
この情報だけだと本当に??と不安なので、インド大使館に問い合わせたところ、
たしかにコロナで無効になったビザは復活していて、問題なく使えると回答いただきました。
そして、サンスクリット語の文法クラスでお世話になったムクティ先生が、
2019年に発行されたe-VISAを使って、昨年インドに入国された様子をnoteに書かれているのをみつけましたよ。
どうやら本当に使えるようです!
ビザを再取得しなくていいなんて、今年一番の嬉しいニュースかもしれません。
コロナ前に5年のe-VISAを取得されたみなさまは、ぜひ忘れずに期限まで使い倒しましょう♪