ヨガに「お香」がいい3つの理由
こんにちは!
東池袋のお気に入りのインド料理店に入ると、ぶわっと「インドの匂い」が広がります。
正体は、インド産の「お香」の匂い。
日本の「お香」とはまたちがう、独特な香りがインドにいるかのような気持ちにさせてくれます。
さて、インドにはいろんな種類の「お香」があります。
化学的な成分でビビットに香るお香から、ナチュラルで味わい深いお香までさまざまです。
お香の種類が豊富な理由は、神様に香りをささげる習慣が一般的だからだと思います。
そんな土地柄か、お香の余韻をあじわいながらヨガや瞑想をするのもめずらしくありません。
昨日ご紹介したように、フランキンセンスの樹脂が焚かれたりします。
ところで、ヨガをすることと「香り」はどういう関係があるのでしょうか?
日本のわたしたちも、ヨガをするときに「お香」を焚きしめた方がいいのでしょうか?
今日は、ヨガと香りについて考えてみましょう。
ヨガで「お香」が焚かれる3つの理由
ヨガと「お香」は縁が深いです。
ヨガをする場所には、神様の像やグル(師匠)の写真があり、お香を焚いて「香り」がささげられるケースも多いでしょう。
お祈りの一貫として、神様に香りをささげるという意味がある一方、
ヨガに役立つ理由が3つあります。
- 場をととのえる
- 心と体にはたらきかける
- エネルギーを動きやすくする
それぞれ、くわしく見ていきましょう。
理由1.場をととのえる
「お香」には、空間を浄化する作用があります。
なんだか場の空気がよくないとか、停滞感があるときに「お香」を焚くと…
スッキリされたご経験はないでしょうか。
以前お世話になっていたヨガスタジオでは、お香のほか、ホワイトセージを焚きしめることもありました。
ホワイトセージはネガティブなエネルギーを断ち切り、場を清浄にととのえるハーブとして知られます。
個人的には好みの香りではなく、「野焼き」する匂いのように感じていましたが…
ヨガスタジオで楽しく練習できていたので、きっと効果があったのではないかと思います。
理由2.心と体にはたらきかける
お香は場を浄化するだけでなく、その場にいる人の心や体にもダイレクトにはたらきかけると考えられています。
つまり、香りの成分が心身を「リラックス」させたり、自分の内側に意識がむくよう「集中」させてくれるのです。
リラックスなのか集中なのかはさておき、いずれも「今ここ」に意識がむくのではないでしょうか。
香りの力をかりて、ヨガをより楽しめるかもしれません。
理由3.エネルギーを動きやすくする
そのほか、お香を焚くのは、ヨガをする人(生徒)のエネルギーを動きやすくする意味があると聞きます。
わたしたちは、常に前向きで軽いエネルギーをまとっているわけではありません。
- 「今日は、あんまりやる気がでないなあ…」
- 「体がギシギシする…」
- 「ね、眠い…」
など、人がもつネガティブなエネルギーは「重い」もの。
重さがあるだけに、ヨガをしてもエネルギーが動きづらいと考えるのです。
香りの力でネガティブなエネルギーを一掃し、軽くすることで…
エネルギーをめぐりやすくする効果があるようです。
つまり、心身だけでなく、エネルギーレベルで変化をサポートする役割といえるでしょうか。
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というわけで、今日はヨガと香りについて考えました。
メリットがたくさんのお香。グループレッスンでも焚けるといいのですが…
レンタルスタジオでは、匂いはご法度。
ご自宅で楽しんでいただければと思います。
お香は質のいいものを、ヨガをする前に焚いてくださいね。
ヨガをしながら煙をすいこむと苦しくなります。
ぜひおためしください♪