食べ物の「お化け」を発見…!
こんにちは!
以前、アメリカからヨガの先生が来日されたときに、日本人の印象を話されたのが心にのこっています。
日本人の服は、グレーやネイビーなど目立たない色が多くて「カラフルじゃない」という話でした。
たしかに、そうかもしれません。
特に冬場は、落ちついた色の服を身にまとう方が多いですよね。
さて、カラフルじゃない日本人について、アメリカ人のヨガの先生は
「日本人は、魚をよく食べるからじゃないの?」とおっしゃっていたのが印象的です。
日本人が魚を食べることと、服の色がカラフルじゃないことに何の関係があるのでしょうか?
今日は、食べ物がわたしたちに与える影響について、考えてみましょう。
魚を食べると、魚のようになる?!
わたしたちは、食べ物からエネルギーをもらって生きています。
つまり、食べ物がわたしたちの心と体をつくるのです。
いいかえると、「食べたものの性質が、わたしたちの性質となる」と考えられます。
冒頭でご紹介した「日本人は魚を食べているから、カラフルじゃない」理由は、
魚を常食すると、「魚の性質」がわたしたちそのものになり…
つまり、魚のように仲間同士で同調しあうエネルギーが強くなるから、同じような外見になるという意味です。
日本でグレーやネイビーなどの目立たない色が好まれるのは、
仲間から排除されないよう身を守るためかもしれませんね。
バカバカしいと思われるでしょうか?
しかし、日本の同調圧力の強さをふりかえると…
「魚の群れ」のように感じるのも事実で、アメリカ人の先生の言葉にハッとさせられたのでした。
食べ物の「お化け」はあなた
食養の世界では、わたしたちは1人ひとりが「食べ物のお化け」と考えます。
食べたものの性質がその人の性質を形づくるので、
人は「食べ物のお化け」なのです。
- ごはんを食べる人は、お米のように粘り強く
- 鶏肉を常食する人は、ニワトリのように争いやすく
- 甘いパンやお菓子を好む人は、甘ったれている
…かもしれません。
何をどれくらい食べるかによって、「化け具合」が変わってくるとでも申しましょうか。
食べ物のエネルギーが、わたしたちのエネルギーになると考えると
当然の話のように思うのです。
プラントベースがおすすめな理由
さて、最後に「食べ物のお化け」的な観点から
プラントベース(植物由来)の食事がおすすめな理由をお話ししましょう。
動物や魚を食べるということは、いいかえれば「死体を食べる」ことを意味します。
死体には既に生命エネルギー「プラーナ」がなくなっているので、
たくさん死体を食べても、生命エネルギーを補充できません。
つまり、本質的には元気になれないということです。
そして、動物はわたしたちと同様に、殺されるときに「恐怖」を感じます。
動物を食べるということは、「恐怖」のエネルギーを食べているのと同じかもしれません。
昔から、肉食が盛んなエリアほど戦争がおこりやすいといわれます。
相手の命を奪ってまで争うのは、そうでもしなければ自分の「不安」や「恐怖」を解消できないからではないでしょうか。
というわけで、不安をへらして、日々を楽しくすごすためには、
プラントベースの「生きている食べ物」をふやしていただくのがおすすめです。
豆や玄米は、水につければ発芽します。
生命エネルギーがつまっている証拠といえるでしょうか。
すこやかな食べ物で、すこやかな「お化け」として楽しく生きていきましょう。