ヨガの先生は、なぜ食べ物の話をするのか?
こんにちは!
昨日まで断食について続けて話をしてきました。
「ヨガと関係ないのでは…?」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
実はヨガと食べ物は関係が深いのです。
ヨガの先生が食べ物について話されのを目にする方も多いのではないでしょうか。
先生によって内容はちがっても、食べ物の話をされるのはよくあること。
なぜだと思われますか?
たぶん、フラダンスの先生もバスケットボールの先生も、食べ物についてそんなに話されないのではないかと思います。
なぜヨガだけ?と考えたときに、ヨガは「ただ動くだけのものじゃない」からといえるでしょう。
実はヨガのなかで「ポーズをする」というのはごく一部。
今日は「ヨガの先生がなぜ食べ物の話をするのか?」をほりさげつつ、ヨガ的な食べ物をご紹介したいと思います。
ヨガと食べ物の深い関係
ヨガは「ただポーズをするだけ」ではありません。
もちろん「ポーズだけやりたい!」でもOKですが、ヨガの目的の1つは健康な心身をつくること。
健康な心と体には、健全な生活習慣がかかせません。
食べ物・睡眠・運動…といった人としてベースとなる生活はとても大切。
生活が整っていない状態で、ヨガのポーズを毎日おこなっても十分な効果は得られないと、ヨガの師であるプラブジはおっしゃいます。
特に「食べ物」は心と体をつくります。
食べ物をふくめ、ある程度「生活」が整っていることが健康な心と体の必須条件なのです。
そこにヨガが加わることで、より心身が整い浄化がうながされるという仕組みです。
ヨガと食べ物が密接に関係するからこそ、ヨガの先生は食べ物の話をします。
今週のプラブジの東京クラスでは、各クラスごとに「パワーフード」が提供されます。
ヨガで動くとともに、心身を整える相乗効果をもたらしてくれるでしょう。
生活習慣が整わない…!という方は
ヨガ以外に生活習慣を整えることが大切だといわれても、忙しくて気をくばれない…そんな方はどうしたらいいでしょうか。
結論、自分にとってとりいれやすい「よい生活習慣」を1つとりいれるといいと思います。
何か1つ整えると他のものも整う…という効果があるからです。
たとえば…
- ヨガをはじめたら、お酒のあとの〆のラーメンをやめるようになった
- 体にいいものを食べると心が前向きになり、早起きできるようになった
- 毎日お風呂にはいると、気持ちよくてストレッチするようになった
というように何か1つ整えると、別の要素にも影響します。
とりいれるといい生活習慣は、
- 食べ物
- 睡眠
- 生活習慣
- 運動習慣
なんでもOKです。
生活習慣を一気に変えるのは誰にとっても難しいこと。
ご自身にとって「変えやすいもの」を1つみつけて、変えてみることをおすすめします。
ヨガ的な食べ物
生活習慣のなかでも、食べ物は比較的とりいれやすいのではないでしょうか。
ヨガでは、主に
1.新鮮なもの
2.消化にいいもの
3.生命力のあるもの
がすすめられています。
具体的にはフルーツや野菜、穀物などです。
生命力のある食べ物とは、
- 種のあるフルーツ(薬で種なしにされていないもの)
- 皮までふくまれた穀物(全粒粉など)
のこと。
栄養が不自然にとりのぞかれておらず、完全な状態であるということ。
忙しくてコンビニのお弁当しか食べられないという方も、
- フルーツを一緒に買って食べる
- なるべく消化によさそうなお弁当を選ぶ
ということなら、とりいれやすいと思います。
あるいはスーパーで買い物するときに、見切り品ではなく新鮮なものを選ぶのもいいですね。
ヨガ的な食べ物は、体の中のプラーナ(生命エネルギー)を増やし、神経伝達を高めてくれます。
ヨガの先生の「食べ物話」はほどほどに
ヨガの先生の「食べ物」の話は総じて長い…と感じていますし、わたし自身も長話になりがち…。
もちろん、とりいれられるものはとりいれるといいと思います。
でも全部まじめに聞いていると、しんどくなる…という人はどうかほどほどに。
食事にとらわれるとつらくなる気持ちもよくわかります。
「あれはいい」「これはダメ」と制限する思考自体がしんどいですよね。
量についても同様。
「少ない方がいい」という制限にはムリがあるように思います。
わたし自身、若いころは食にとらわれて摂食障害になってしまいました。
だからこそ制限ではなく、自然と自分にとっていいものを選べるようにしたいと感じています。
人によって、必要な食事内容や量はちがいます。
同じ人でもその時々によってちがうはず。
もし、いま調子がいいならそれでOK!
不調があるなら、今日ご紹介した
- 「新鮮なもの」
- 「消化にいいもの」
- 「生命力のあるもの」
を部分的にでもとりいれていただけると嬉しいです。
そんなわけで今日は「ヨガの先生はなぜ食べ物の話をするのか?」というテーマでお届けした。
「ヨガ」も「食べ物」もわたしたちが幸福に生きるための手段。
とらわれすぎず、かしこく利用して人生を楽しんでいきたいですね。