「プラーナ」の流れを感じる3つのステップ

プラーナ

こんにちは!
先日のプラブヨガの東京クラスでは、マスター・プラブジが「プラーナ・ガイダンス」という聞きなれない言葉を説明してくださいました。

「プラーナ・ガイダンス」とは、生命エネルギーの「プラーナ」を「導くこと、手引きすること」…という意味

つまり、ヨガをするときにただ漫然と動くのではなく、
どこに刺激が入っているか、エネルギーがどう流れているか意識し、脳に理解させると…
生命エネルギー「プラーナ」を導いていけるのだとか。

とはいえ、「エネルギーを意識するって…」と戸惑われる方も多いのではないでしょうか。
今日はエネルギーの流れを意識する方法を考えてみましょう。

STEP1.筋肉を意識する

筋肉

「エネルギーの流れなんてよくわからない」…と途方にくれる方は、まず「筋肉」を意識してみるのがいいでしょう。
なぜなら筋肉は、触ったり見たりできて「とっつきやすい」からです。

ふだんよく使わない筋肉は意識しづらいかもしれないけれど、「エネルギーの流れを感じる」よりは難易度が低いはず。

「筋トレ」などでも、使っている筋肉を意識するといいと聞きます。
意識することで、筋肉にしっかりと刺激が入り強化されやすいのだとか。

ヨガも同様に、動きをおこなうときにどの場所の筋肉が「プレスされているか」「ストレッチされているか」意識すると効果的です。

意識するとは、すなわち「脳が理解する」ということ。
刺激が入る場所を脳が理解するだけで効果が違ってくるなんて、体の仕組みっておもしろいですね。

STEP2.呼吸を意識する

呼吸

筋肉に意識がむけられるようになったら、次は「呼吸」を意識してみるといいでしょう。

鼻から息をすうと、空気が肺に入っていき横隔膜がひろがるのを感じられます。
鼻から息をはくと、肺が少しずつしぼみ、空気が気道をとおる感触をあじわえます。

ヨガの動きをするときは、動きがとまる場所や「かたい」と感じる場所に呼吸がとおるイメージをするといいでしょう。
新鮮な酸素が「かたい」と感じる場所に入っていくイメージです。

呼吸とともに全身に新鮮な酸素がいきわたるイメージができたら、呼吸の流れをダイナミックに感じられると思います。

「イメージと実際は違うのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、イメージすることでそれに近い状態に「導かれる」のも事実。

呼吸の流れを緻密に感じられなくても、流れているイメージからスタートしてもいいと思うのです。

STEP3.エネルギーを意識する

エネルギー

もともと感覚がするどい方や何らか特殊な訓練をつんできた方をのぞき…
体のなかを流れるエネルギーを感じるのは簡単なことではないと思います。

残念ながら、わたしもエネルギーの流れを「おおざっぱ」にしか感じられません。

だから、ヨガの師プラブジが「エネルギーを喉まで流す」など説明してくださる機会に、そのエネルギーをイメージするようにしています。

うまく感じられることもあるし、何も感じないこともあります。
何か糸口がみつかり、より微細な感覚を深められることもあれば、深い森のなかをさまよっている気分になることも…。

とはいえ、筋肉と同様にエネルギーについても、
脳が流れを理解すると、導いていける「プラーナ・ガイダンス」というコンセプトはなんとなく理解できます。

微細なエネルギーを感じるのはむずかしいし、「この感覚は正しいのか?」と疑問に感じたりもしますが…
「意識する練習」なのだととらえて、楽しんでとりくんでいきたいですね。

体は微細なエネルギーの集まり。
ヨガを通じて体の神秘をあじわいたいです。

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