ヨガは「つなぐ」ツール
こんにちは!
南インドで古代からつたわる「プラブヨガ」では、
- 脳と神経
- 上半身と下半身
- 心と体
など、さまざまなものをつないでいきます。
いいかえれば、多くの人は、いろんなものがバラバラで統合されていない状態…
といえるのではないでしょうか。
たとえば…
- あなたの「意思」と「感性」はつながっていますか?
- 「体」と「呼吸」をつなげて、動いているでしょうか?
- 上半身と下半身は?
- 右半身と左半身は?
「つながっている!」と自信をもっていえる人は少ないかもしれません。
とかく、わたしたちは「頭で考えること」にひっぱられがちです。
体の意思や心で感じることをないがしろにしています。
そんな現代人にピッタリなのが…
古代からつづく「ヨガ」なのです。
なぜなら、「ヨガ」の語源はサンスクリット語の「ユジ」。
「つなぐ」という意味です。
今日は、いろんなものを「つなぐ」ヨガについて考えてみましょう。
ヨガで「つなぐ」ものとは?
古代からつづくヨガは、わたしたちの
- 体(ボディ)
- 心(マインド)
- 魂(スピリット)
をつないでいくツールです。
優れたツールだからこそ、長い間ずっと伝えられてきたのだと思います。
そして、現代人にかぎらず…
古代の人も「体と心がバラバラ」現象に悩まされていたのかもしれませんね。
あるいは、「心と体と魂をつなぐ」ことが本質的な幸せにつながると知っていたのでしょう。
本質的な幸せとは…
完全に満たされて、それ以上をのぞまない状態とでもいいましょうか。
「もっと、もっと」と求める心がおちつくと、平和で満たされるはずです。
はじまりは「体」から
プラブヨガでも「体と心と魂」をつないでいくことを究極の目的としていますが…
わたしたちはそれ以前に「体がバラバラ」なことに起因する不調や痛みに悩まされています。
体のなかで使わずに眠っている神経はたくさんありますし…
- 上半身と下半身
- 右半身と左半身
- 前面と背面
などが、うまくつながらずにバランスがとれていない人が多いでしょう。
わたしもその中の1人です。
体がバラバラだと、体よりも精妙な「心」をコントロールし、「魂」とつないでいけません。
だから、はじまりは「体」なのです。
いろんなものを「つなぐ」と何がいいのか?
というわけで、ヨガでは「体と心と魂」だけでなく、まず体から「つないでいく」わけですが…
いろんなものが「つながる」と何がいいのでしょうか?
一言でいえば、「より、幸せになる」のだと思います。
たとえば、上半身と下半身が「つながる」と、体を効率的に使えるので疲れづらくなります。
疲れづらい体をもつと、幸せ度が上がらないでしょうか。
脳で考える「知性」とハートで感じる「感性」をつなげると、無理なく自分のやりたいことができるかもしれません。
より「自己実現」しやすくなるでしょう。
ヨガの古典書「ヨガ・スートラ」には、ヨガに習熟すると…
- 未来を予見できる
- 前世について知れる
- 体を見えなくできる
- 空を飛べる
など、超能力じみたことが書かれています。
いろんなものが「つながる」と、そういう領域にも達するのでしょうね。
もちろん、超能力を開発するためにヨガがあるのではなく、人が幸せになるためのツールというのが本質です。
幸せになりたい人はみんな、ヨガをしましょう!
いろんなものをつないでいきましょう。