ヨガと正座
![](https://coosui.net/wp-content/uploads/2022/09/正座_ヨガ.jpg)
こんにちは!
みなさんは、「正座」が得意でしょうか。
得意な方はいつまでも「正座」で座っていられるし、
苦手な方は足がしびれて悶絶することになります。
実は、「正座」はヨガのポーズでもあるのをご存じでしょうか。
「ヴァジュラーサナ」という立派なポーズ名もあります。
![](https://coosui.net/wp-content/uploads/2022/10/正座の練習をするインド人.jpg)
一方、わたしは「正座」が苦手です。
正座で10分も座っていられません。
お茶会などに参加すると、足がしびれて動けなくなりますから…
修行が足りないといえます。
以前、チェコ人のお茶の先生に「楽に正座する方法」をたずねたら、
「慣れ」だという答えがかえってきました。
チェコ出身の方なので、幼少期から正座をする習慣はなかったわけですが、
お茶の世界に入って日常的に正座をしていたら「慣れた」そうです。
「慣れ」でどうにかなるかはさておき…
正座はヨガのポーズなので、しっかりと効果があります。
実際、世界中の宗教で「正座」がもちいられている…と
ヨガの師「サティシュジ」がおっしゃっていました。
今日はヨガのポーズ「ヴァジュラーサナ」つまり、「正座」について考えてみましょう。
Contents
「正座」は消化をよくする
![](https://coosui.net/wp-content/uploads/2022/09/正座_着物.jpg)
日本では、昔は正座をするのが一般的でした。
テーブルが普及する前は、正座でご飯を食べるのが日常だったのでしょう。
実は、食事と正座はとても相性がいいようです。
なぜなら、「正座」は消化器のはたらきを高め、消化をスムーズにしてくれる効果があるからです。
正座をして食事やお茶をいただくのは、理にかなっているといえます。
さらに着物を着ると、帯がコルセットのようになって、背筋がピンとのびます。
むしろ、背中を丸めようとしても丸まらない…
着物で正座してご飯を食べるのは、健康効果があるかもしれませんね。
昔からの習慣は、体をととのえる知恵なのだと気づかされます。
「正座」とチャクラの関係
![7つのチャクラ](https://coosui.net/wp-content/uploads/2021/11/チャクラ-1024x724.jpg)
「正座」は、消化をサポートするだけではありません。
実は、「チャクラ」と関係があるのです。
「チャクラ」とは、体のなかを流れる生命エネルギーが密集する交差点のようなポイントのこと。
わたしたちの体にはたくさんの「チャクラ」があり、なかでも大きなチャクラが7つあります。
(「7つのチャクラ 実践トレーニングコース」のレポートはこちらから)
これまでに、マスター・サティシュジやマスター・プラブジのクラスに参加された方は、正座をした状態で体を押されたご経験があるかもしれません。
不思議なことに…
正座をしている状態で、誰かから強く体を押されても、倒れないのです。
一方、立った状態で強く体を押されると、体が大きく動くか倒れてしまいます。
つまり、正座をすると体を強く保てるわけです。
そして、体を強く保てるのは、「チャクラ」が関係しているといいます。
正座により、骨盤底筋のあたりにある「ムーラーダーラチャクラ」や丹田のチャクラ「スワディシュターナ・チャクラ」のエネルギーを引きあげられるのだとか。
![](https://coosui.net/wp-content/uploads/2022/09/正座_ムスリム.jpg)
正座をするだけで「チャクラ」にはたらきかけられるからこそ、世界中の宗教で正座をする習慣があるそうです。
消化にいいし、チャクラにもアプローチできる「正座」。
ヨガのポーズとして、大切にとりくんでいきたいですね。