7月プラブヨガ 八ヶ岳クラスレポート(クラス編)
こんにちは!
八ヶ岳でおこなわれた2日間の「7つのチャクラ 実践トレーニングコース」が終わり、家に帰ってきました。
あまりにも濃い2日間で、まだ現実にもどれていない感じです。
さて、「チャクラ」とは、体のエネルギーが交差するポイントのこと。
「チャクラ」がわたしたちの体や心にどう関係するか、意識する機会は少ないかもしれませんが…
実はエネルギー的な観点から心身の健康に密接に関わっているそうです。
そして、約80,000個ある「チャクラ」のなかでも脊髄にそって位置する「7つのチャクラ」は、心身の健康だけでなく「解脱」というヨガの最終ゴールとも関係が深いことで知られます。
「解脱」とは、「生まれ変わり」を意味する「輪廻」から抜け出すことで、インドではわりと一般的な考え方です。
今日はそんな壮大なテーマの2日間コースから、主にクラスの内容をレポートします。
「7つのチャクラ」クラスの様子
八ヶ岳でおこなわれた「7つのチャクラ 実践トレーニングコース」は合宿形式なので、東京でおこなわれる毎月のプラブヨガクラスとはスケジュール感がちがいました。
1日目は朝6時からクラスがスタート。
2日目にいたっては5時半スタートです。
クラス開始までにシャワーを浴びたり排泄したりと身支度をする必要があるので、
実際には朝の4時~5時くらいには起床する必要があります。
早朝のクラスが終わったら朝食を食べて、午前中のクラス。
昼食をはさんで午後のクラスをおこない、夕食を食べたら就寝…というスケジュールでした。
1日目は、7つのチャクラのなかで
第1チャクラ「ムーラーダーラ・チャクラ」と第2チャクラ「スワディシュターナ・チャクラ」にはたらきかけるワークアウトとポーズをおこない…
2日目は第3チャクラ「マニプーラ・チャクラ」から第7チャクラ「サハスラーラ・チャクラ」までを網羅する流れでした。
※各チャクラについての解説はこちらから。
いつものプラブヨガクラスとの違い
今回の「7つのチャクラ」クラスを受けてみて、これまでプラブヨガで習った内容とはコンセプトが全くちがう…と感じました。
正確にはコンセプトが「まったく異なる」というよりは「深さがちがう」のですが、
「目的」と「アプローチ」が特にちがって見えました。
たとえば、いつものプラブヨガクラスの主な「目的」は「健康で幸せな人生を楽しむ」ところがゴールにあるように思います。
しかし、今回のコース「7つのチャクラ」では、上記に霊的な観点がくわわり「輪廻から解脱する」というゴールが見えてきました。
そして、どのようにおこなうか「アプローチ」にも違いがあります。
いつものプラブヨガより今回の「7つのチャクラ」の方が、より精妙なエネルギーにはたらきかけるワークが多かったです。
体の「準備」をして「ポーズ」をとるだけでなく…
- ムドラー(印)
- バンダ(エネルギーのロック)
- 呼吸法
- 各チャクラに対応したマントラ
を組み合わせたものが多く、体を動かすのとは違ったむずかしさがありました。
「マントラ」とは真言のこと。
各チャクラに対応する「ビージャ・マントラ」を発音します。
「ビージャ・マントラ」の「ビージャ」とはサンスクリット語で「種」を意味し、
さまざまなマントラのルーツにもなる真言です。
音のバイブレーションを体に響かせて各チャクラにはたらきかける…精妙なエネルギーの世界に招かれたクラスでした。
ヨガの秘儀を授かる?!
ムドラーやバンダ、各チャクラに対応した「ビージャ・マントラ」などは、長くヨガをやっていればご存じの方も多いかもしれません。
しかし、バンダの使い方やムドラーの正しい形の解説、「ビージャ・マントラ」の正確な発音を教えてもらえるクラスはめずらしいと思います。
特にサンスクリット語のマントラの中には、日本語にはない音もふくまれるので、発音がむずかしいのです。
マスター・サティシュジは、あるマントラの音について「全員、正しく発音できていません」と指摘され、かなり細かく教えてくださいました。
マントラは正確に発音しないと、機能しないからです。
チャクラにアプローチするためには、正確に発音する必要があります。
そして、今回教わったワークの中には「秘密のキー」や「人に教えてはいけない」ものがいくつかありました。
いずれも心と体に精妙にはたらきかけるので、部分的にとりいれたり誤っておこなったりすると、エネルギー的な問題から心身の不調につながるケースがあるようです。
「12年間、毎日自分で練習し続けたら、教えてもいい」というワークもありました。
それくらい、時間をかけて体得していくものなのでしょうね。
というわけで、今回の2日間コースは精妙なエネルギーにアプローチするヨガの秘儀を学ぶ贅沢なコースでした。
今回と同じ「7つのチャクラ 実践トレーニングコース」は、8月に東京で再開催されます。
詳しくはこちらから。