「チャクラ」にまつわる3つの誤解
こんにちは!
「7つのチャクラ 実践トレーニングコース」では体へのアプローチだけでなく、「チャクラ」について座学の時間もありました。
おかげで「チャクラ」についての誤解やモヤモヤを解消できたように思います。
「チャクラ」とは、体のエネルギーが交差するポイントのこと。
エネルギー的なものなので、体を解剖してもたしかめられません。
一方、目に見えないものだからか、「チャクラ」についていろんなことを言う人がいます。
- 「あなたのチャクラは閉じている」とか
- 「チャクラを開くためには、お金が必要」とか…
なんだか「言ったもの勝ち」みたいになっているのも事実。
ヨガ界だけでなく、スピリチュアル業界でも「チャクラ」は重要なコンセプトなのです。
何が正解なのかは証明しようがありませんが…
わたし自身は、マスター・サティシュジのおっしゃることは信頼できると感じます。
今日は、わたし自身が感じていた「チャクラ」にまつわる誤解や、いわゆる「チャクラ・ビジネス」についてお話ししましょう。
Contents
「7つのチャクラ」のはたらき
「チャクラ」とは、サンスクリット語で「円」や「車輪」などを意味する言葉。
体のエネルギーの交差点のような場所です。
体には約80,000のチャクラがあるなか、脊髄をとおる主要な7つのチャクラが特に有名で、
それぞれ以下をつかさどると考えられています。
- ムーラーダーラ・チャクラ(ルートチャクラ)…生命の基盤となるエネルギー、若返りや再生
2. スワディシュターナ・チャクラ(丹田のチャクラ)…生殖、霊的成長のエネルギー、造血
3. マニプーラ・チャクラ(おへそのチャクラ)…解毒力、心の安定、感情のコントロール
4. アナーハタ・チャクラ(ハートのチャクラ)…心臓・循環器系、心と体の調和、潜在能力の開花
5. ヴィシュッディ・チャクラ(喉のチャクラ)…浄化作用、コミュニケーション、意思
6. アンニャ・チャクラ(第三の目のチャクラ)…感覚器官の血液循環、超意識とのコンタクト
7. サハスラーラ・チャクラ(頭頂のチャクラ)…神経系の強化、プラーナの増大、宇宙の源への扉
つまり、心身に大きな影響を与える「エネルギーセンター」が「チャクラ」なのです。
※7つのチャクラについて、くわしくはこちらから。
※「チャクラ」についての医学的見解はこちらから。
誤解1.「チャクラ」が閉じているとヤバい
これまでに、「あなたのチャクラは閉じている」などと言われたご経験はないでしょうか。
あるいは、そのように言われたら、どのように感じるでしょうか。
「チャクラが閉じている」=「チャクラが機能していない」
と不安に思われるかもしれません。
マスター・サティシュジにうかがったところ、すでに「生まれている」時点で「チャクラが全て閉じている」ことはないそうです。
どこかの「チャクラが閉じている」状態で生まれると、体に障害となってあらわれるとおっしゃっていました。
つまり、多くの人のチャクラは「開いている」といえます。
チャクラは、不健康な生活で「ブロックされる」ことがありますが、それは一時的な「ブロック」にすぎません。
ですから、冒頭のように「あなたのチャクラは閉じている」という人をまともに相手にする必要はないのです。
誤解2.「チャクラ」の活性化は難しい
ところで、「チャクラを活性化する」のは難しそうだと思われないでしょうか。
たとえば、洞窟にこもって瞑想するなど特別な修行を必要とするイメージをおもちの方もいらっしゃるかもしれません。
マスター・サティシュジによると、「チャクラを活性化するのは簡単」とのこと。
「シャワーをあびる」だけでも活性化されるといいます。
さらに、チャクラの活性は「ヨガや瞑想」など特別なアプローチだけではなく、「食べ物」や「生活態度」などふだんの生活と関係が深いとうかがいました。
「ヨガや瞑想」をしなくても、ただ日々を楽しんで健やかに生活するだけで「チャクラ」を活性化させられるのです。
誤解3.「チャクラ・ビジネス」で問題を解消できる
すでに「チャクラ」は開いていて、活性化するのも簡単…となると、
「チャクラ」について「修練が必要なこと」は何なのでしょうか。
マスター・サティシュジによると、「チャクラの強化」は時間がかかるそうです。
「7つのチャクラ 実践トレーニングコース」でおこなった繊細な動きの数々は、主に「チャクラを強化」するためのものでした。
1つのチャクラを強化するためには、毎日練習をつづけても12年かかるといいます。
お金をはらえば「時間を短縮できる」ことはないし、近道もないのです。
世の中にどのような「チャクラ・ビジネス」があるのかよく知りませんが、「お金を払えば、チャクラを改善できる」「問題を解消できる」などとうたうものは信用しない方がいいでしょう。
「7つのチャクラ」クラスはチャクラ・ビジネス?
ここまでお読みになって、「7つのチャクラ 実践トレーニングコース」も「チャクラ・ビジネス」の1つではないか?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに費用が発生するのは事実ですが、いわゆる「ビジネス」目的で開催されているクラスではないとわたし自身は感じています。
なぜなら「参加したらすべての問題が解決する」類のものではないですし、
一般化されていないコンセプトだけに、教える側に大きな負担がかかっていると感じるからです。
「クラスがビジネスでないなら何なのか?」というと、グル(師)の思いやりであり恩寵以外の何物でもないと思います。
古来から脈々と伝わってきたヨガの秘儀を根気よく教えてくださるのは、グルの底知れぬ忍耐あってのもの。
自然ゆたかな八ヶ岳で、皆が集まってヨガを学べる場所をつくってくださったのも、グルの恩寵といえるでしょう。
歴代のグルたちに感謝しつつ、学んだことをしっかり吸収していきたいですね。