食事に「ライスウォーター」

こんにちは!
最近は気温の変化が大きいので、調子をくずしていないでしょうか。

寒暖差があると、自律神経の調子がくるってしまいます。
自律神経のみだれから、「お腹」の調子がイマイチな方も多いかもしれません。

お腹の調子がよくないときは、「おかゆ」など消化のいいものを食べて、胃腸を休めるのが一番。

「おかゆ」…で思い出しましたが、インドのお寺では「おかゆ」の上澄みの「重湯」が体にいいとすすめられていました。

インドのお米は日本のお米よりも粘り気が少ないので、「重湯」といってもサラサラとした飲み物になりますが、ほんのり甘くて素朴なおいしさがあります。

今日は「重湯(ライスウォーター)」から消化のいい食事を考えてみましょう。

「ライスウォーター」の楽しみ方

インドのお寺では、重湯(ライスウォーター)がすすめられていました。

粘り気の少ないインドのお米でつくられた「重湯」はサラサラしていて、日本の「重湯」のイメージと少し違うので、「ライスウォーター」と書きます。

ライスウォーターは、食事の前後や食中に「お茶がわり」のように飲んでいました。

  • 食前にお腹をおちつけるのも、ライスウォーター
  • 食事中の飲み物も、ライスウォーター
  • 食後にほっと一息つくのも、ライスウォーター

…という感じで、ライスウォーターづくしの食事。
インドのごはんは基本的に「カレー」なので、カレーに重湯…という組み合わせになります。

このライスウォーター、実は朝食につくられる「おかゆ」の上澄みを、各自が自由に水筒にくめる仕組みになっていました。
「おかゆ」は朝に食べた上で、ライスウォーターを水筒に入れて昼食や夕食にも楽しめる感じですね。

「ライスウォーター」が体にいい理由

ライスウォーター

食事の前後や食中にライスウォーターを飲む理由は、消化をたすけるからだったと記憶しています。

固形の食べ物だけ食べると、消化器官を流れづらく消化がとどこおる原因になりますが…
ライスウォーターがあるとスムーズに流れてくれるようです。

もちろん液体なら何でもいいわけではありません。
お水やお茶など栄養分のない液体を食事にとりいれると、胃液を薄めてしまって逆効果。

一方、お米の栄養分がたっぷり入ったライスウォーターなら、そういう心配なく消化をたすけてくれるという話でした。

お寺では「ライスウォーター、持ってる?」といろんな人に声をかけていただき、毎日ライスウォーターが入った水筒を常備していました。

日本に戻ってからは、わざわざ重湯をつくろう…とはなりませんが、
今でも「おかゆ」をつくるときはお水を多めに炊いて、ライスウォーターとして楽しんでいます。

少し冷える日やお腹の調子がイマイチ…なときは、「おかゆ」とともにライスウォーターを食事にとりいれていただくといいでしょう。

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