グルテンフリーな「粉もの」
こんにちは!
7月から思いたって、グルテンフリーに近い生活をしています。
グルテンフリーとは、小麦粉をとらないこと。
わたしの場合は治療目的ではないので、完全に小麦粉をとらないわけではありません。
せいぜい「へらしている」というところでしょうか。
7月から約2ヶ月、小麦粉をへらしてみてどんな感じがするかというと…
正直なところ、変化はあまり感じていません。
もともと小麦アレルギーではないので、体調へのインパクトが少ないのかもしれませんし、
完全に「小麦断ち」していない影響かもしれません。
一方、まわりでは「小麦をぬくと調子がいい」という声をよく聞きます。
実際にグルテンフリーの方も多いですね。
グルテンフリーが長くなると、小麦粉のパンだけでなく、お好み焼きなど「粉もの」も特に食べたくなくなる…という話も聞きます。
関西で育ったわたしには、「粉もの」が必要じゃなくなるなんて、にわかには信じがたい話です。
小麦はひかえたいけれど、たまには「粉もの」を食べたい人はどうしたらいいのでしょうか?
そんなときは、インド・ネパール料理がいいと思います。
なぜなら、お米や豆の粉を使った「粉もの」料理がたくさんあるからです。
今日は、米粉や豆粉でできたインド・ネパール料理をご紹介します。
お米のドーナツ(ネパール)
最近は、米粉でできたドーナツをわりとよくみかけますが…
ネパールには、お米の粒まで残る素朴でおいしいドーナツ「セルロティ」があります。
「セルロティ」のお味は、ほんのり甘くて「おばあちゃんが作ってくれるドーナツ」という感じでしょうか。
なつかしい味わいがするお米のドーナツです。
なお、「セルロティ」にはコーヒーや紅茶などを合わせません。
カレーっぽいスープやスパイスのきいたお漬物(1つめの写真の中央)がつけあわせです。
甘いドーナツとスパイシーなつけあわせ…意外とあう!コンビネーションかもしれません。
豆のお好み焼き(ネパール)
ネパールには、黒豆の粉を使ったお好み焼きがあって、「バラ」とよばれます。
つけあわせは、発酵タケノコのスープ(写真の右上)が多いでしょうか。
辛味のきいた独特の香りのするスープです。
マヨネーズやソースとあわせる日本風のお好み焼きとはちがうものの、
「粉もの」を食べる満足感があるように思います。
写真は、具材が何も入っていないプレーンなバラ(お好み焼き)。
卵や肉などの具材を混ぜこんだものも注文できます。
クレープ、蒸しパン、ドーナツ(インド)
グルテンフリーといえば、インド料理。
インドには、米粉や豆粉を使った「粉もの」がたくさんあります。
- 米粉を使ったクレープのような「ドーサ」(写真中央上)
- 米粉の蒸しパン「イドゥリ―」(写真右下)
- 豆粉を使ったドーナツの「ワダ」(写真左下)
などは南インド料理の定番だと思います。
ワダは豆の粉でつくられた「おかず」的なドーナツで、甘くありません。
インド料理は、意外と米粉や豆粉でできたものも多いので、グルテンフリー生活をされている方にはちょうどいいと思います。
「粉もの、いりません!」なんて言わずに…ぜひおためしいただければと思います。