2023年 インドの物価

インド

こんにちは!
最近は、世界各国でインフレがすすんでいますが…インドの物価はどんな感じだと思われるでしょうか?

わたしがインドを訪ねたのは今年の4~5月。
現在は変わっている可能性があるのと、わたしが訪れる場所はマニアックだという前提のもと…

結論からいうと、インドの物価はコロナ前と比べてあまり変わっていない印象でした。

生活面ではどんどん高くなっていると聞きますが、
旅行する分には「それほど大きな影響はない…」感じでしょうか。

今日は2023年のインドの物価をご紹介しましょう。

インドの物価は、まだリーズナブル

インド人家庭

2023年4〜5月頃のインドの物価は…

  • 飲み物
  • 食べ物
  • 衣服
  • 宿泊
  • 交通費

など全体的に日本よりもリーズナブルでした。

もちろん、地域により物価はことなりますし、現在は前後している可能性がありますが…
移動をふくめて「衣食住」がお手頃価格といえるでしょうか。

インドにご興味がない方も、「そんなに安いの?」と驚いていただけるかもしれません。
さっそくご紹介していきましょう。

インドの物価「飲食編」

チャイ

日本より格段にお安いものの筆頭といえば、「飲み物」でしょうか。

  • 「チャイ」が1杯で約20円
  • 「コーヒー」が約25円
  • 生の「ココナッツウォーター」は約70円
  • マンゴーやパパイヤなどをその場でしぼった「フレッシュジュース」が約100円

…とお手頃価格です。

そして、食べ物もリーズナブル。

ドーサ
  • 米粉のクレープ「ドーサ」が1枚80円
  • 炊きこみご飯「ビリヤニ」のテイクアウトが120円
  • 大き目のマンゴーが2個で90円
  • バナナケーキが20円
  • フルーツのパウンドケーキが30円

…というわけで、手軽に外食できますし、
お茶とケーキをセットにしても50円ほどで楽しめるなんて、うれしくならないでしょうか。

インドに住むと、女子会の頻度が上がりそうです。

インドの物価「衣服&宿泊編」

インド服

滞在したアシュラム(お寺)では、衣服は古着が約30円から、
新品が約800円から入手できました。

古着はきちんと洗濯&仕分けされていて、清潔感があります。

街中での衣服の価格がどれくらいかはわかりませんが、
涼しくてかわいいインド服が日本よりもリーズナブルに手に入るはずです。

天空のアシュラム
インドの桃源郷ともいえる「アシュラム」

さて、アシュラムの宿泊費は、個室で1泊およそ1,000円。
1日3回のおいしいご飯と2回のチャイがつきます。

アシュラムは誰もが安心して泊まれるように低価格が設定されていますが、
ふつうの一般的なホテルであれば、1泊3,000~4,000円くらいでしょうか。

都会のムンバイでトランジット用に利用した民泊は、2人で5,000円弱でした。

ムンバイの宿
宿の朝食

空港から車で10分ほどの便利な場所でこの値段ですから、ありがたいかぎりです。

インドの物価「タクシー編」

車

インドのタクシーは、日本よりリーズナブルです。

空港からアシュラム(お寺)に向かう送迎では…

  • 100キロほどの移動…約7,500円
  • 140キロほどの移動…約8,500円

ほどでタクシーを利用できました。

窓がないような公共のバスだと、これらの距離を数百円で移動できるはずですが…
エアコンのきいたタクシー移動は圧倒的に楽です。

そして、100キロというと、だいたい成田空港から横浜くらいの距離。
日本の感覚だと、7,500円でも相当リーズナブルですよね。

街中では配車アプリ「Uber」でタクシーやオートリキシャ(自動三輪車)を利用できます。

アプリで簡単に配車を依頼できて…

ドライバーさんがどこにいるか、状況がリアルタイムでわかる仕組みです。

ちょっとした移動に便利「オートリキシャ」

Uberを使った配車の料金は、

  • 車で10分の移動…150円
  • オートリキシャで20分の移動…50円

…とお手軽価格。

なお、Uberは需給により料金が増減するので、
日中の移動が「150円」でも、深夜に同じ距離を移動すると「700円」ということもありました。

深夜0:30に、空港でUber車を待つ人たち
柱ごとに番号があり、指定された場所で待つ

とはいえ、Uberはアプリで決済できるので、決まった金額以上を請求されることはありませんし、
どこを走っているかを信頼できる第三者とシェアする機能もあり、安全対策がとられています。

日本よりお高い?!ものたち

腐乳

というわけで、全般的にリーズナブルなインドの物価ですが、

  • インポートもの
  • 特別なサービス

は、それなりのお値段がするように感じました。

たとえば、アシュラム(お寺)の売店でみかけた日本由来の食品たち。

  • 豆腐 1/3丁…160円
  • 味噌 200g…630円

…と、割高感があるのでした。

一方、深夜着のムンバイ空港から車で10分ほどの距離の民泊まで送迎をお願いすると…
送迎サービスにより大きな荷物込みで約4,000円と聞きました。

Uberでは同じ区間が約700円です。
多くの人がUberを使いますから、送迎サービスは日本でいうところの「ハイヤー」みたいな存在なのかもしれません。

というわけで、インポートものや特別なサービスなどをのぞき、
2023年4~5月現在、全般的にインドの物価はお手頃!という話でした。

物価を理由にインドに行くわけではありませんが、リーズナブルだとうれしいですよね。
インドに行かれる方は、ぜひ買い物もお楽しみください。

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