呼吸と横隔膜
こんにちは!
昨日、とあるエネルギーワークのセッションに参加しました。
セッション中、深い呼吸を続けるように言われたのですが、気づくと自然な呼吸に戻っています。
というか、眠りにおちてしまうのでした。
「深く呼吸するぞ!」と意欲を持たないと、深呼吸を維持できないものだなあと気づかされます。
一方、深い呼吸が自然にできないのは…
横隔膜や背中にかたさがあり、肺が大きく広がりづらいからだと感じました。
肺が広がりづらいから呼吸が浅くなり、呼吸が浅いから横隔膜が縮こまり背中もかたくなる…
そんな悪循環におちいっているのかもしれません。
ところで、なぜ「深い呼吸」をする必要があるのでしょうか?
今日は呼吸の大切さや横隔膜について考えてみましょう。
Contents
呼吸が大切な理由
ヨガでは、呼吸がとても大切だと考えられています。
なぜなら呼吸は…
- 「マインド」にアプローチできる
- 新鮮な酸素をとりこむ
など、わたしたちの生命活動に大きく関わるからです。
深呼吸をすると、心がおちつくのはみなさん体感済だと思います。
体の問題ともつながりの深い「マインド」にアプローチできる「呼吸」はとても大切だといえるでしょう。
また、ヨガの師であるマスター・サティシュジは、酸素をとりこむ肺が健康だと「すべての病気から回復できる」とおっしゃっていました。
「酸素をとりこむ」という観点でも呼吸は大切なのです。
横隔膜をやわらかくする
というわけで、「呼吸」はわたしたちの健康に大きく関わっていますが…
ふだん意識する機会は多くないように思います。
だから、いざ「深呼吸」しようと思っても、冒頭のわたしのように「気づいたら自然な呼吸に戻ってしまう」かもしれません。
深い呼吸がしづらい原因の1つは、横隔膜や背中の「かたさ」。
肺の周辺の筋肉がかたいと、呼吸がうまく入っていきません。
しかし、横隔膜は「筋肉」なので、のばしたりやわらかくしていけます。
横隔膜がよく動くようになると、それに連動して、背中のこりかたまった筋肉もほぐれていくでしょう。
さて、横隔膜へのアプローチといえば、プラブヨガの得意分野です。
横隔膜を使った準備の動きはたくさんバリエーションがありますし、
肺を広げるための呼吸法もあります。
わたしの場合は、呼吸法の練習が不足していたようです。
呼吸法で肺から横隔膜にアプローチし、しっかりストレッチしていきたいもの。
呼吸の質を高めて、夏を快適にすごしましょう。