ヨガは誰にでも効果的?
こんにちは!
ヨガとの関連も深いインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」は、「普遍的な教え」だといわれます。
普遍的なので…
- アーユルヴェーダの経典に書かれていることは「どこにでもある」
- 逆に、経典に書かれていないことは「どこにもない」
のだとか。
「どこにでもある」というと価値がないように感じられるかもしれませんが、
つまりは普遍的な知恵ということです。
先日、アーユルヴェーダの古典書「チャラカ・サンヒター」の勉強をしていたら、
現在のあらゆる「サウナ」が紹介されていて驚きました。
「チャラカ・サンヒター」は1~2世紀頃に書かれたという説があります。
1~2世紀頃のインドで
- フィンランド式サウナ
- 岩盤浴
- よもぎ蒸し
- 砂風呂
などをふくむ13種類の発汗法が解説されているからすごいです。
ところで、「ヨガ」も普遍的な教えなのでしょうか?
プラブヨガの動きや呼吸法は独特なので「どこにでもある」とはいえませんが…
根本から考えると、やはり普遍的なのだと思います。
「普遍的」とは、いつの時代の誰にでも通用する「効果的なメソッド」ということ。
今日はヨガが普遍的な理由を考えてみましょう。
Contents
ヨガは普遍的な教え
「ヨガ」は心と体にはたらきかけ、幸福度を高めてくれる普遍的なツールだと思います。
なぜなら、時代や場所をとわず、誰にでも効果的だからです。
プラブヨガは南インドで約4万年前からつたわる伝統的なヨガ。
もし「時代」によって効果がないものだったとしたら、脈々と語りつがれていないと思います。
そして、ヨガの効果はインドという「場所」…つまりインド人に限定されません。
ヨガの師プラブジは、日本だけでなく世界中で指導をされてきました。
国がちがうと「体型」だけでなく「ライフスタイル」もことなるため、ポーズの前の準備は各国でかなりちがったものになるそうです。
しかし、「この国の人はヨガにむいている」「この地域の人にヨガはあわない」など特定の場所の人がどうこう…というのはないと聞きます。
つまり、時代や場所、さらに性別や年齢・体型・ライフスタイルをとわず…
誰にでもフィットするのがヨガといえるのではないでしょうか。
現代の「〇〇ヨガ」は効果があるのか?
しかし、「誰にでもいい」というと逆に魅力を感じない人も多いかもしれません。
そんな現代人にむけて、「〇〇ヨガ」という種類が生まれるのだと思います。
- 汗をかきたい人は「ホットヨガ」
- 癒されたい人は「アロマヨガ」
- 動きたい人は「アスリートヨガ」
…などなど。
ヨガの師プラブジは、こういった現代的にアレンジされたヨガをバッサリ切りすてますが…
特定の誰かにしぼりこむことで、ヨガに興味をもつ人がふえるのは素敵なことかもしれません。
そして、どんな「〇〇ヨガ」でも元々のオリジナルをたどっていくと、インドの伝統的なヨガにいきつくはず。
ヨガというインドの叡智が世界中で広まり、多くの人の助けになることを願ってやみません。