「護摩焚き」の効用
こんにちは!
今日からゴールデンウィーク。いかがおすごしでしょうか?
わたしは朝からインドのお寺でおこなわれた「護摩焚き」の中継を見ていました。
インドの「護摩焚き」は「ホーマ」とよばれ、日本の護摩焚きの起源ともいわれます。
日本のお寺で「護摩焚き」を経験された方もいらっしゃるかもしれません。
インドでは日本よりも「護摩焚き」など「お祈りの儀式」がより身近で、多くの人に親しまれている印象があります。
そして、その場にいなくてもオンラインで参加できるのは、昨今のコロナのおかげともいえるでしょう。
美しい「護摩焚き」の様子を見ていると、涙がこみあげてきました。
ところで、「護摩焚き」にはどんな効果があるのでしょうか。
わたしの体感では、願望成就はもちろんのこと…「心」に効く作用が強いように思います。
今日は「護摩焚き」の効用を考えてみましょう。
Contents
ネガティブな想いを炎にささげる
今朝の護摩焚き「ホーマ」がはじまる前に、儀式をおこなうプージャリさんがホーマについて説明してくださいました。
「怒りや悲しみなどネガティブな想いを炎にささげて燃やしつくしてください」と。
そして、儀式をとおして「幸せや前向きさを受けとってください」とおっしゃっていました。
たしかに、「護摩焚き」に参加している人それぞれ解決したい問題や望みは違うはずだけれど…
心のなかのネガティブさを燃やしてポジティブさを受けとれれば、誰もが願望成就に近づくように思います。
「護摩焚き」は「心」にアプローチすることで、願望成就をもたらすのかもしれません。
心のモヤモヤを燃やしつくす
特にこれといった願望がなくても、「護摩焚き」に参加するのはおすすめです。
なぜなら、心をスッキリと清々しくしてくれる効果があると感じるからです。
- 真っ赤にメラメラと燃える炎
- 炎の熱さ
- パチパチと燃える音
- 燃え散る匂い
- おさがりでいただく「お供えもの」の味わい
など…ただ参加するだけで、感覚器官のすべてをつかうのが「護摩焚き」。
感覚器官を通じて、自分自身をささげる行為といえるのではないでしょうか。
プージャリさん(お祈りの儀式をおこなう人)の動きは無駄がなくて美しいです。
「願望成就!」と意気込まなくても、ただ儀式の様子をながめるだけで…
心のなかで不要になった想いやモヤモヤした気持ちが昇華されていく感じがします。
ちなみに、こういったお祈りの儀式は見るだけで吉兆な効果があるといわれています。
機会があれば、心にかかえる余計なものを手ばなすために「護摩焚き」に参加されてみてはいかがでしょうか。
もちろんオンライン参加や日本のお寺の護摩焚きでもいいと思います。
心をスッキリさせて、幸せの感度をあげていきたいですね。