ポンガルに「太陽礼拝」

こんにちは!
冬至をすぎて、少しずつ日が長くなってきましたね。

1月15日(月)から、南インドの祝祭「ポンガル」がはじまります。

「ポンガル」は、太陽に感謝をささげ、わたしたちの繁栄や豊かさを祈るお祭り。
太陽が北半球に向かう「ウッタラーヤナ」という吉兆なタイミングをお祝いします。

甘いミルク粥を食べてお祝いする

太陽は、冬至の前は南へと向かい、冬至のタイミングで北半球から最も遠ざかった後は、
北に向かって近づいてきます。

つまり、北半球では日中の時間が長くなっていくので、日に日に太陽のエネルギーが増えていくように感じられるという意味で吉兆なのです。

太陽はわたしたちの生命そのもの。
今日は「ポンガル」にまつわる逸話から、太陽の光に想いをはせてみましょう。

バガヴァッドギーターの逸話

太陽が北半球に向かう「ウッタラーヤナ」は吉兆なタイミング。

インドの聖典「バガヴァッドギーター」では、主人公クリシュナの祖父であり一族の長老ビーシュマが亡くなったタイミングです。

ビーシュマは最強の戦士として知られるだけでなく、「死ぬタイミングを選べる」特別な能力がありました。

戦いで致命傷を負ったものの、すぐに死ぬのではなく「ウッタラーヤナ」まで待って亡くなったのです。

「ウッタラーヤナ」に亡くなる人は、無知から解放され、モークシャという究極の自由が得られるといわれます。

太陽を礼拝しよう

「ウッタラーヤナ」は死ぬタイミングとしてベストなだけではありません。

この期間中の行いは、結果が得られやすい!といわれ…
ラッキーなタイミングとしても知られます。

ヨギのみなさんは、太陽神スーリヤに礼拝する「太陽礼拝」がおすすめでしょうか。

太陽礼拝

太陽の陽ざしのありがたさを感じるこの季節。
日の出のタイミングに太陽礼拝をすると、最高に気持ちがいいです。

身体のすみずみまで太陽の光をとりいれて、感謝とともに「ポンガル」をむかえましょう。

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