ヨガと年越し
こんにちは!
2022年も残りあとわずか。
今年は、12月前半からちょこちょこ掃除をしていたので、
楽に大掃除を終えられそうです。
大掃除を「イベント」にせず、日常の中にくみこんでおけば、大変なことにはならないと感じさせられます。
ヨガも同じことがいえるでしょうか。
巷では、年末に「太陽礼拝を108回やる会」など「イベント」もありますが、
「日常」のなかでやっていった方が手っとり早いと思うのです。
実際、太陽礼拝を108回もやるのは、ふだんヨガをされている方でもキツイはず。
お正月に筋肉痛でイタタタタ…となることでしょう。
今日は、年末年始のヨガについて考えてみましょう。
ヨガは「イベント」ではなく「日常」
年末年始は帰省したり、初詣にでかけたりと、お忙しい方も多いでしょう。
ふだん会わない親戚と再会したり、「ごちそう」を食べたりして、非日常を楽しむのもいいですね。
「ヨガ?今はそれどころじゃない…!」という声も聞こえてきそうです。
しかし、いつもとちがう非日常だからこそ、ヨガを忘れないでほしい…と思います。
ほんの数十分でもいいので、年末年始もヨガをしておけば…
「ごちそう」で胃もたれするのを防げるかもしれませんし、突然のギックリ腰になるリスクも下げられるはずです。
実は、「クラスに参加するときだけ、ヨガをする」のはもったいないのです。
せっかくクラスに参加するなら、ぜひ日常にもヨガをとりいれていただければと思います。
お正月は特別なヨガをやりたい?!
とはいえ、「太陽礼拝を108回!」など、年末年始は特別なことをやりたいという方もいらっしゃるかもしれません。
「日常のヨガ」や「いつもの練習」に飽きている人もいるでしょうか。
そんなときは、たしかに「太陽礼拝」がいいかもしれません。
といっても、太陽礼拝を108回やるのはおすすめしませんよ。
冒頭でご紹介したように、筋肉痛にみまわれるだけですし、108回やる意味は特にないからです。
太陽礼拝をやりたければ、元日の日の出の1~2時間前に起きて、しっかり体の準備をしてから数回やるといいでしょう。
最近の日の出は7時前くらいです。
日の出までにプラブヨガのウォームアップをすませて、日の出とともに太陽に向かって礼拝しましょう。
太陽礼拝をおこなうと、太陽の光をさまざまな角度から体にとりいれられます。
なぜなら、太陽礼拝は前屈や後屈など体を大きく動かし、体のさまざまな部位から太陽の光をとりいれる動きだからです。
元旦の朝、そんな時間をもてたら幸先がよさそうですし、なにより「特別感」があると思います。
わたしたちは「日常」が苦手で、特別な「イベント」を好みがち。
本当は毎日が特別で、奇跡のような一瞬一瞬をすごしているのですが、なかなかそれに気づけません。
太陽の光をあびて礼拝しつつ、そんなことを考える元旦もよさそうです。