実は危ない?!ヨガの「太陽礼拝」

こんにちは!
最近は曇りがちな日が多かったので、日中に太陽の光を浴びられると嬉しくなりますね。

今日はヨガの「太陽礼拝」というポーズについてお話ししたいと思います。

「太陽礼拝」はウォームアップではない

ヨガの「太陽礼拝」ってご存じでしょうか?

冒頭のイラストのような一連の動きのことを「太陽礼拝」といって、動きに細かい差はあるものの、わりとどの流派のヨガでも、最初の方にやることが多い動きだと思います。

この「太陽礼拝」を行う目的は、身体のウォームアップではなく、太陽からエネルギーを受け取ること。
私たちの命の源でもある太陽と関わり、光からエネルギーを受け取り、つながりをもつために行います。

そのため、「太陽礼拝」を行う上で、一番大切なことは「太陽の光が自分の体に当たる」ということ。
太陽に向かって、

①身体をまっすぐに立てたり
②後屈したり
③前屈したり

…と身体の向きや方向を変えることで、様々な角度から太陽の光を身体に受けて、エネルギーを受け取ります。
また、太陽の光が身体に当たることで、内分泌腺を刺激してくれる効果もあります。

タイミングとやり方が大切

太陽礼拝

他にも注意点があります。

<タイミング>

「太陽礼拝」は、日の出と日の入りの時間に行うのが良く、日の出の直前がベストです。
最近だと5時半前後が日の出の時間ですね!

日の出や日の入りとは関係のない時間、たとえば、お昼過ぎなどに行うと、内分泌腺が異常に働いて、ホルモンバランスが崩れてしまうこともあるようです。

<やり方>

太陽に向かって、太陽の光を浴びて行うことが大切です。
光が入らない室内で、太陽礼拝を行うのは避けた方がいいですね。

曇りの時でも、太陽は出ているので、太陽の方向を向いて、日の出、日の入りの時間に行うのはOKです。

また、「太陽礼拝」は立位のポーズなので、行う前に、腰回りや骨盤、股関節を緩めたり、体を温める準備が必要となります。

正しくやらないと、内分泌系が活性化しないだけでなく、腰痛になってしまう可能性もある、実は難しいポーズです。
そして、太陽の光が当たらないところで太陽礼拝やると、元々もっているエネルギーも失ってしまいます。

ヨガをやっている方の中には、実は腰痛があったり、ホルモンバランスを崩していたりする方、けっこういらっしゃいます。

私自身も過去に太陽礼拝を毎日行ってきましたが、上述したことは守れておらず、坐骨神経痛や甲状腺の疾患になりました。

もちろん、それだけが原因とはいえないと思いますが、ヨガのポーズはどれも繊細で強力なので、注意するにこしたことはないと思います。

「太陽礼拝」自体は良いものなので、タイミングとやり方に注意して行うと、きちんと効果が得られると思います。

太陽の光を浴びることは、太陽とつながること。
感謝の気持ちをこめて行うと、尚よいと思います!

Follow me!