血液が感情をつくる?!
こんにちは!
わたしの住む地域は、久しぶりの雨でした。
雨がふると、空気中の埃やゴミだけでなく…
ワサワサした空気感や、ネガティブなエネルギーが洗い流される感じがして、スッキリします。
さて、今日はヨガの生徒さんから面白い話を伺いました。
とてもおだやかな方なのですが、年末お忙しい中で「怒る」機会があったのだといいます。
怒っていると…血液が汚れていく感じがしたそうです。
そして、そのあと、高熱が出てしばらく動けなくなったとのこと。
怒ることで血液を汚し、汚した血液が高熱をひきおこして、体を強制的に休ませ修復させたと考えると…
体の仕組みってすごいなあと感じさせられます。
つまり、怒りも高熱も「排毒反応」の1つだと思うのです。
怒りや高熱という症状をとおして、体の大掃除をされたのでしょう。
ところで、「怒る」から血液が汚れるのか…
あるいは、血液の汚れにより「怒り」がわいてくるのか、どちらなのでしょうか?
今日は血液と感情について考えてみましょう。
Contents
血液と感情のつながり
「怒る」から血液が汚れるのか、
血液が汚れているから「怒る」のか…
おそらく、両方あると思います。
血液に汚れや滞りがあるから「怒り」がわいてきて、
「怒る」とさらに血液が汚れて、次の「怒り」を生み出す…という仕組みではないでしょうか。
といっても、「血液の汚れ」は相対的なものですから、
「あなたの血液はキレイ」「あなたは汚れている」と二分できるものではないはずです。
どんな人でも、おそらく1日の中で血液の状態は変化していて…
「キレイなタイミング」と「汚れたタイミング」の両方があるように思います。
たとえば、睡眠をしっかりとれた朝や、質のいい食事をしたあとは、
血液の流れはスムーズでいい状態でしょう。
一方で、睡眠不足や長時間のデスクワーク、食べすぎたあとなどは…
血液がとどこおり、よどみがあっても不思議ではありません。
実際、わたしたちは体調がイマイチなときほど「怒り」の沸点が低くなるもの。
ちょっとしたことでイライラしたりブチ切れたりします。
逆に、体調がいいときは、理不尽な出来事もさらっと流せたりしないでしょうか。
表面的には「体調がいいから怒らない」「体調が悪いから怒りやすい」ですが…
実際は「血液の状態がいいから怒らない」「血液の状態が悪いから怒りやすい」といいかえられるかもしれません。
血液をいい状態にするには?
そんなわけで、日常的に怒っている人やイライラしている人は
血液の状態がよくない時間が長いのかもしれません。
冒頭でご紹介したように、怒りも排毒の1つだと思うので…
ご本人にとってはいい働きだと思いますが、まわりにダメージを与えるので考えもの。
ヨガの師であるサティシュジによると、食事と運動で血液の状態をよくできるそうです。
食事は、血液をつくるもの(レーズンやデーツなど)とタンパク質を組みあわせて食べるといいのだとか。
そして、血液の流れをよくするために、玉ねぎやネギを毎日食べるようにとおっしゃっていました。
運動はプラブヨガのワークアウトがおすすめです。
特にサティシュジから教わったメニューには、すべての血液細胞に力を与えるものもあります。
怒りっぽい方は、食事や運動からぜひ改善いただければと思います。
血液がドロドロの状態が定常化すると、やがて心臓発作をおこすとサティシュジから伺いました。
「たまに怒る」など時々なら問題ないと思いますが、怒りが定常化している方はご注意ください。
日常習慣から血液をキレイにして、ほがらかにすごしたいですね。